(結論)
家庭が裕福でない日本の高校生が合格できる大学は限定的である。それらの大学はNeed-based financial aidを外国人にもNeed-blindで支給する7大学でHarvard Yale. Princeton. Dartmouth. MIT. Amherst. Bowdoinだ。Brownが、もうすぐ加わるそうだ。ひょっとすると近い将来、Williamsも、そうなるかもしれない。
(解説)
大多数のアメリカの大学はmerit based scholarshipsではなくneed-based financial aidに移行している。この点を日本の高校生や親、学校は全く理解していない。関心がないから知ろうともしないのだ。英語ができない上に正確な情報もない日本人同士がアメリカの名門大学進学について話をしているからピントがズレている。その結果、応募先を間違える、無駄が多い、幼稚な言動が目立つ。日本の高校生や親は「勉強ができさえすればアメリカの名門大学に入れる」と信じ込んでいる。だが、日本人でアメリカの名門大学に入れるのは「裕福な者」だけだ。中低所得層は入れない。だが、たった7校だけ例外がある。それがHarvard Yale. Princeton. Dartmouth. MIT. Amherst. Bowdoinだ。この七校だけは「裕福ではない日本の高校生でも」合格できるのである。
StanfordやUC-Berkeleyはいくら勉強ができても学費を全額自己負担できない高校生は合格できないのである。Stanfordに「〜財団の奨学金を当てにしている」と申告して応募するのは「宝くじに当たったら学費を払えるので何とかお願いします」と申告して応募するのと同じではないか。Stanfordには世界中から大勢の高校生がそういう具合に申告して応募しているだろう。Stanfordが一々まともに対応しているだろうか?また、仮にStanfordに「〜財団の奨学金を当てにしている」と申告して合格したとしても、その奨学金受給ができない結果となったら現実問題として入学できない。