グーグルを使って日本語で「英語の品詞」を検索すると八、九、十と様々な解説が、もっともらしく表示される。英語で検索しても似たようなものだ。
この記事を読んでいる皆さんの中には、品詞が8でも9でも10でもどうでもいいじゃないか、と思っている人がいるだろうが、そういう根性じゃ英語は一生身に付かない。
「every」の品詞をインターネットで調べたらどういう結果が得られるか?
日本の英和辞書は「形容詞(adjective)」と解説している。Wiktionary英語版の日本語表示では「限定詞」となっている。さらに英英辞書のOxford DictionaryとLongman Dictionaryで調べると determinerと書いてある。ところがMerriam Websterではadjectiveとなっている。CollinsとCambridgeに至ってはdeterminerとadjectiveの両方だと書いてある。同じ辞書でも発行年度の新旧で違う場合があるようだ。
自分が使う辞書を一定にしておかないといつまで経っても品詞を「判別できる」ようにならない。そして、自分がいつも使っている辞書の品詞の数の定義が8なのか、9なのか、10なのか、そしてそれらの数の品詞の名称が各々何なのかを事前に知っておかなきゃいけないのである。
だが、それは簡単にはわからない。さて、あなたはどうする?
私は品詞は9つで統一している。そして、使う辞書はOxford,Cmridge,LongmanのWEB辞書。稀にCollinsとMerriam Websterを使う。英和辞書は死んでも使わないと決意して、その通りにしている。私が人生で唯一守っている原則だ。Macmillnは2023年6月に突然WEB辞書やめちゃった。私が受けた痛手は大きい。2007年版の紙の辞書を使っているが、どうもパッとしないのである。