少し時間がたってしまったのですが、
2週間前に我々の団体に海外からゲストが来られました。

今、僕達がこうして東北の子供達に支援物資を送っているのも、
実は、我々のメンバーの海外のお知り合いの方々が声を掛け合って
義援金を集めて送ってくれたのがきっかけでした。

その内のお一人の奥様(日本人)が日本に来られると言うので
是非にとお誘いしゲスト参加して頂きました。
(来られてびっくり、実は有名人でした!)

ご夫妻は、カリフォルニアのとある街でスポーツバーを営んでいらっしゃって、
「日本のために何かやろう!」
と常連客さんを中心に声をかけあって、「カジノナイト」というイベントを企画し、
相当な額の義援金を集めて日本に送ってくれました。
地元では、各自がいろんなものを持ち寄ったりで盛り上がったそうです。

日本で義援金募金というと、どうしても悲壮感が漂い、
募金を集めている人もつらそうな顔をしているのが普通の光景で、
笑っているだけで不謹慎、「楽しむ」なんてとんでもない、自粛が当然!
というムードが漂っていました。

実際、我々の団体も毎年4月にさくら祭りという地元の花見大会に屋台を出して収益金を子供達への奉仕活動に回しており、
今年はその売上を東北支援に、と思っていたのですが、主催者側(行政)から
「震災で自粛のため中止となりました。

心情的にはわからなくも無い。
確かに、命の危険にさらされて、大勢の人が被災生活をしている時に
「のんきに花見か?」「笑って騒いでいる場合か!」
と言われれば、おっしゃるとおり、返す言葉はありません。

ただ、実態面を考えると
みんなが大変だから我慢しよう、モノは買わない、外にも出かけない、
というのが本当の意味で復興に役に立つかというと、逆だと思います。

善意の募金で出し続けても限界がある。
それよりも、みんなが普通に喜んでお金を出せることを企画し、
楽しんでもらって、そのお金を支援に回す、
そしてモノを仕入れたり、会場や道具を借りたり、と消費が増えれば
それだけ税収も上がって、復興支援の源泉になるのではないかと。

「みんなで辛抱して乗り切ろう」というのはある意味日本人の美徳かもしれません。
でも、「動ける奴が元気を出して盛り上げて、しんどい人にも元気になってもらう」
世の中、そういうもんでは?と思います。

東北に行くのも、被災地を観光気分で訪れて写真を撮ってくるなどは
もってのほかですが、被災していない東北のエリアで何かイベントを企画して
全国の人が泊って、食事して、土産を買って、
その収益のいくらかを被災地支援に回す、
ということで、楽しいことを増やしてみんなが喜んでお金を使って、
東北に回る方法ができないものでしょうか?

また、こういう時期だけれども、みんなが遠慮なく
「楽しんでもいいんだよ」という風にいえる空気にしていくことは
できないもんでしょうか?

個人で言ってても、多分「不謹慎!」で終わってしまうんでしょうが、
こういうときはやっぱり、マスコミですかね?

被災していない東北の地元の方々、マスコミ関係の方々で組んで
「祭り」でもやって東北を元気にしませんか?

そしたら、今まで躊躇してた人達も喜んで東北へ行って楽しみますよ!
勿論、私も。














我々の団体の他のメンバーにも手分けして動いて頂いていたのですが、
続けて2件、支援が実現しました。

1)宮城県XX町の教育委員会からの要請で、
  子供達が避難所で勉強するための電気スタンド

  会員のOさんの知人を介してニーズをキャッチ、
  同じく会員のKさんが先方との連絡、物資手配を引き継いで頂き、
  昨日、現地よりお礼の電話があったとご報告頂きました。
  追加で避難所用のスリッパを手配する予定です。

2)宮城県南三陸の中学校
  グランド整備用のトンボ兼レーキ、コートブラシ等

  副会長のTさんが知人を介してニーズを聞かれ、発送を手配頂きました。
  今週中には現地に届くそうです。


いずれの支援案件も、調達先を東北の業者さんにお願いして頂きました。
二重の東北支援ですね。
業者さんも事情を聞いて感激して頂いたようです。

微力ではありますが、できるだけ東北の業者さんでモノを買って、
東北の経済にこういう形ででもお力になれればと思います。
このところ先日紹介しました、文部科学省の掲載している

子どもの支援ポータルサイト
http://manabishien.mext.go.jp/


を通じて、被災地の学校に物資を支援させていただいているのですが、
昨日(日曜日)、文部科学省の担当の方からお電話を頂きました。

「個人の方からのリクエストでも受けてもらえますか?」と。
「役員で協議するので1両日中に回答します。」と答えました。

私から、「このサイトは非常に役に立ってます。」とお礼を申し上げたところ、
そう言ってもらえると日曜日に出てきて頑張っている甲斐があります。」と喜んでおられました。

世の中、役人叩きが流行っていますが、私は違和感を感じています。

確かに、天下りで仕事もせずに高給をとって渡り歩く人や、
不真面目でもクビにならないという制度は間違っていると思います。

でも、実は多くの公務員の人は文句も言わず地道に頑張ってるんだと思っています。

政治家やマスコミが、一般受けするからといって、
反論できない人達を悪者にして責任を被せるのはフェアではないと思います。

文科省の担当の方には、
「見てる人は見てますから頑張って下さい」と
応援メッセージを送りました。














昨日書きました東松島市の中学校ですが、

バレーボール30個、バッグ、カゴ、他備品
バスケットボール10個、シューズ10足

今日、無事に届いたそうで、
先生からお礼の電話を頂きました。

まだまだ現地は大変な状況だと思いますが、
とても喜んで頂けたようで、送った私達も嬉しくなります。

せめてスポーツをやっている間だけでも生徒さん達の気が紛れ、
一生懸命に打ち込むことで元気を出して頂ければ幸いです。

第3号、第4号の支援についても私達の仲間が現在手配中です。

今後の活動方針についても整理していく必要があります。
宮城県東松島市の中学校です。

「バレーボール、他備品」のリクエストを頂きました。

「子供達が全員まだ避難所から通っているのですが、それでも元気を出して頑張ろうと声を掛け合っています」というお話を聞いて思わず涙が出そうになりました。

即答で、「是非、私達に支援させてください!」と申し出ました。

役員会で承認をもらって家に帰ると、同じ中学校のバスケ部から

「バスケットシューズ+ボール、他備品」

のリクエストがありました。「全員、バスケットシューズが流され上履きでやってます」とのこと。

私はこういう話に弱いので、同じ中学校なので何とか一緒にご支援させて頂きたいと・・。


通販サイト等を一通り見たのですが灯台下暮らしで、近所にある「イワノスポーツ」さん*
http://www.iwanosports.com/access.html
が、全ての商品を格安の値段で揃えてくれて、話に共感してさらにサービスした見積もりを出してくれたおかげで、予算の範囲でバレー部、バスケ部のリクエストに応えることが可能となりました。

今日、お店から「発送の手配をしました」というお電話を頂きました。
週末か遅くとも週明けには現地に届くと思います。



*このブログを始めた時、固有名詞は出さないようにと思っていたのですが、
共感・協力して頂いた方のことはお礼の意味も込めて出させて頂こうと思います。