昨日最終退社日で、ここからは次の仕事に本腰を入れてスピードアップ、っと思いながら電車に乗っていたら、

またまた文科省の方からお電話を頂きました。
「某小学校に防災頭巾350個を送ってもらえるか?」と。

「そういう話なら是非とも」、というところですが、独断で即答はまずいので
「基本的にお受けする方針ですが、内部で了解をとるので1日下さい」とお答えしました。
支援先の学校も本日休校らしく「わかりました」との回答。

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その間、別件でOさんにコンタクトしてもらっていた小学校の体育備品支援について連絡をもらいました。
曰く、「支援を申し出るという団体は多いらしいのですが、企画書を出してくれという所が多いらしい」とか。
現地の学校はパソコンから何からみんな流されていて、とてもではないが企画書なんて作っていられない。うち(当団体)のように直接電話で話を聞いて「いいですよ。」という対応は有り難いと。

企画書を要求する団体の事情も判らないでもないが、実際問題、それは現地の人に酷でしょう。
我々の団体も、タイムリーな回答と透明性確保について議論し、意思決定プロセスを簡素化させて頂いたつもりです。
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と、そんなことを考えていたら、先ほどの文科省の方から電話が入り、
「有難うございます。先ほどの防災頭巾の件ですが、支援して下さる団体が決まりました。」とのこと。

思わず、「やられた!」「先を越されてしまったか」と心の中で叫んでしまいました。
やはり、困っている方々からのリクエストは即断即決が必要なんだなと。

と言うわけで、この支援要請はT副会長に相談して「やりましょう。」と言った直後に幻の案件となって消えてしまいました。

でも、即断即決されたその団体は素直に素晴らしいと思うし、それだけでなく、物資支援の要請に対し色々な団体が支援を申し出て(先を競ってる訳ではないでしょうが)、スピーディーに支援が決まっていっているのは本当にいいことだと思います。

何よりも、生の情報発信、情報共有の重要性を実感しています。
「助けて欲しい」という声と「力になりたい」という声。今回の震災ではどちらも多数の声が上がっています。その声をミスマッチで無駄にしてしまわないように、具体的かつタイムリーに共有することが
とても重要です。

話は飛躍しますが、今まで日本の教育行政については???でしたが、今回の文科省さんの対応は、本当にGJだと思います。
予算を使って物品をばら撒くのではなく、情報交換の場と信頼性を提供し、後は元気のある民間ができることをやる。他の役所も含め、今後の他の政策にも活かしていって頂きたいです。

もし普通のサラリーマンがボランティア団体の会長になったら?

というこのブログのタイトルの問いかけの答えではないですが、

「退職しました!」というオチになりました。


私のことをよく知っている人が見たら、
「お前、そんなことやってる場合か!」
「もっと他にやらなあかんこと一杯あるやろ!」
と怒られそうですが。

確かにおっしゃる通りです。
やらないといけない事が山ほどあります。

ただ、実際に困っていて助けを求めている人がいて、
自分がやろうと思えばできる状況にある以上、できることをすべきと思っています。

今困っている人を助けることもできずに、どんなきれい事を並べて「世の中を良くする」といっても説得力はありません。暫くは震災支援に関わっていこうと思っています。

とはいえ、これで会社も正式に退社したことだし、
そろそろ次の仕事を本腰入れてスピードアップ、と。


日々、地道な支援活動に徹しているつもりではありますが、
支援第6号、今回は我々にとっては、ちょっとすごい企画になりそうです。

なんと、「車」です。

宮城県の中学校ですが、避難所になっていてグラウンドが使えず、
生徒さん達の移動手段としてワゴン車があれば、という相談が、
副会長のTさんの知人を通じて寄せられました。

他の自治体・団体でスクールバスの支援を申し出ているところもあったようですが、先生やPTAの方が簡単に運転できる、普通車を探しているとのこと。

中古車の買い取りサイトで探そうかという話をしていたところ、
会の重鎮T山さんのお知り合いに中古車ディーラーさんがおられ、
破格の値段で手配して下さるという申し出を頂きました。

実際に話が具体化すると、自動車の場合、名義、登録の手続きや配送手段、保険、等々、詰めないといけない問題が多々あることがわかりました。

とはいえ、何とかその辺もクリアできそうで、実現性が見えてきました。

小さな団体ですので大きなことはできませんが、身の丈の範囲で、
できる限りの支援を実現させたいと思っています。



震災支援要請に際し、迅速な回答と対応が求められます。

要請されている方は、困っているから要請されている訳で、
「わかりました、来週の役員会で・・」などと悠長なことを言ってる余裕はありません。

我々の団体が受けるのか、できないならできないで早くお断りすることで先方も次に他の団体との交渉ができるからです。

僕自身は、せっかく要請を頂いたのだから、できるだけ応じてあげたいと思っています。
他方で、一応組織ですから一人で勝手に決めていいという訳にはいきません。

これまでのところは、当初、ニーズの把握ができず時間が経過してしまった反省もあり、
とにかくニーズをキャッチして、実際の支援を迅速に実行することを優先して来ました。

もちろん、各位にメールを流し了解の下で進めていましたが、
やはり同じ人間が現地のニーズを聞いて、物資の手配をして、決済するというのは
さすがにチェックアンドバランスの観点から違和感を感じていました。
企業で言えば、営業と審査と購買を同じ人が決定しているようなものですから。

とはいえ、全員の合意を待っていてはタイミングを逸してしまいます。

ということで、本日の会議で、他のメンバーに現地との窓口になってもらうこと、
ある程度権限を降ろして迅速に意思決定することについて承認をもらいました。

ボランティアを通してではありますが、組織運営、意思決定について大変勉強になりました。




文科省の学びのポータルサイト経由で福島県の教育庁からお電話を頂きました。

原発の関係で避難しておられる某学校が、サテライト教室で授業を再開するにあたり、
マグネット、ファイル、USBメモリー等を支援できないかとのこと。

その日は終日外出で動けなかったのですが、会員のKさんに相談したところ、
私が引き取りますよ。」と快く引き受けて下さり、早速、現地とコンタクトをとって
その日の内に物資の手配をして発送してくれました。

Kさん、素早い対応有難うございました。

その日帰ってネットのニュースを見ていると、なんと、その学校が取り上げられてました。

我々の団体は、現地入りはせずに後方支援というか、
ここからできることをやろうというスタンスでニーズのある物資を送っているのですが、
客観的なニュースを見ると、リアルタイムで現実と関わっているんだと実感しました。

多少なりとも被災地の方のお役に立てれば僕らも嬉しいです。