震災支援要請に際し、迅速な回答と対応が求められます。

要請されている方は、困っているから要請されている訳で、
「わかりました、来週の役員会で・・」などと悠長なことを言ってる余裕はありません。

我々の団体が受けるのか、できないならできないで早くお断りすることで先方も次に他の団体との交渉ができるからです。

僕自身は、せっかく要請を頂いたのだから、できるだけ応じてあげたいと思っています。
他方で、一応組織ですから一人で勝手に決めていいという訳にはいきません。

これまでのところは、当初、ニーズの把握ができず時間が経過してしまった反省もあり、
とにかくニーズをキャッチして、実際の支援を迅速に実行することを優先して来ました。

もちろん、各位にメールを流し了解の下で進めていましたが、
やはり同じ人間が現地のニーズを聞いて、物資の手配をして、決済するというのは
さすがにチェックアンドバランスの観点から違和感を感じていました。
企業で言えば、営業と審査と購買を同じ人が決定しているようなものですから。

とはいえ、全員の合意を待っていてはタイミングを逸してしまいます。

ということで、本日の会議で、他のメンバーに現地との窓口になってもらうこと、
ある程度権限を降ろして迅速に意思決定することについて承認をもらいました。

ボランティアを通してではありますが、組織運営、意思決定について大変勉強になりました。