「本の原稿について・・・」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「本の原稿について・・・」

   人の恩に報い、人の情に触れれば、それだけで人生は良い
   
『生くる』 執行草舟(著)講談社


今日3回目のブログ更新!・・・


今朝、「内モンゴル騎馬遠征隊 2008」 に参加した隊員けめから、電話があった。
早起きしてアップしたブログ大事な人たちと再会した帰還兵とその家族の映像
「"Power of Hugs"」に感動したという電話だった。
全国の旅仲間に電話したという。

こういう反響があると俄然、書く意欲がわいてくる・・・ありがとう、けめ!

昨日も関西の学生に
地球探検隊15周年記念本、多国籍ツアー 体験談の原稿を依頼した・・・。

隊員たちが書いた編集前の生原稿だ!

3月末を締切りにしていた原稿が地震の影響もあって思うように揃わなかったが
楽しみに待ってるよ!!

学生に質問された答えをシェアしたい。

   本の原稿の主題というか・・・
   何のことについて主眼をおいて文章を書いたらいいでしょうか??
   旅の感想なのか、次参加する人に向けてなのか・・・ということです。


「次に参加する人に向けて書いて欲しい」のは参加者アンケート。
アンケートは、すでに多国籍ツアーに申し込んでいる人に対して、
必要で役に立つ情報やアドバイスを求めている。
多国籍ツアー体験談 (隊員アンケートより抜粋)。

本の原稿は、まだ、「地球探検隊」という旅行会社を知らない人に、
「こんな旅もあるよ」と、選択肢を広げるもの。
興味をもってもらうきっかけのようなものだと考えている。

本として完結しなくていいと思う。
読者にちょっと興味をもってもらって、
「オフィスに行ってみようかな、電話してみようかな、メールで問い合わせてみようかな」という
次のアクションに繋がるような内容を希望している。
もしくは「旅へいこうよ」と背中を押す内容であってもいい。

あくまでターゲットは、旅をしなくなった10代、20代の若者に向けて書いて欲しい。

つまり、地球探検隊の隊員(お客さん)になっている人に書くのが参加者アンケート、
地球探検隊の隊員になっていない人に向けて書くのが本の原稿だ。

本を出版する目的の一つは知らない人たちに向けて市場を刺激し開拓すること。
ノンカスタマー=市場なのだ。見えない隊員とこの本を通して出会いたいと思っている。

もちろん新規顧客だけでなく、リピーター隊員が忘れてしまった感覚を思い出し、
「そうそう、ある、ある、わかる、わかる」「私もオレもこんなこと、こんな気持ちあったよね」
共感を持つ本にもしたい。リピーター隊員が、さらにリピートしたくなるような、または
執筆作業を通して自分が行きたくなるようなものが書けたら、それは間違いなく共感を
呼ぶ文章になっていると思う。

共感と感動・・・そんな連鎖を生み出したい。

この流れができなければ地球探検隊に未来はない。
血液のように流れが止まれば、それは即「死」を意味するのだ。

「オレたち地球探検隊の事業とは何か?」
「隊員であるお客さんは地球探検隊から何を買っているのか?」
そんな問いに答える本でありたい。

それはつまり、この旅は、自分のためになるのか?将来に役立つのか?
自分の人生にどんな影響を及ぼすのか・・・
旅の効用が明確に伝わらなければ行動には繋がらないと思う。

人が勇気ある一歩を踏み出し、行動を起こすのは簡単ではない。

だから、旅そのものの内容だけでなく、
なぜ、この旅を選んだのか、旅の後、自分の中で何が変わったのか、
そんな自問自答をしながら書いて欲しい・・・

感動させようと思って変に狙いすぎて書くのではなく、自分が感動したことを素直に書いて欲しい。
カッコつけないで、正直に書いた文章が人の胸を打つのだと思う。

オレがブログでもメルマガでも本でも執筆するときに心がけているのは
「それは読者にとってタメになるのか、おもしろいのか、感動するのか」問い続けながら書いている。
読者視点を忘れて自己満足、自己実現だけを目指して書いたものは、読者の心に刺さらないから。

オレはこの多国籍ツアーを28年間も勧めているのは、
一生使えるスキルが身につくから。

今、「自分で考えて判断して行動する」当たり前のことができない大人が多いと思う。
こういう時代になって、それを、ますます強く意識するようになった。

自分の意思をもって行動する習慣がないと、いざというときに決断できないと思う。
人生は選択の連続なのだ。

この旅は自然とそういう経験値が身に付くようになっている。
常に「どうする?どうしたい?」と問われ、次々と選択していかなければならないからだ。
「今、どうしたいのか?」「何ができるのか?」自問自答の答えが旅の思い出を作り上げていくのだ。
だから、自分自身のことがわかるようになる。
すべては自分を知ることから始まる・・・。

他人の期待する他人の人生ではなく、自分が自分に期待する自分の人生を!
本を通して、そんなことを伝えていければと思っている。

3,000字前後で入魂の原稿をWordで送ってほしい。
感動することで人は変わるのだ。

どんな本になるのか・・・オレ自身楽しみだ。

   人の心を動かす。そんなに簡単なことではありません。
   人の心を動かす最たるものは何でしょうか。
   自然、人、ものとの感動的な出会いではないか、私はそう考えています。
   感動することで人は変わるのだと。

   
「空の上で本当にあった心温まる物語」 三枝理枝子著 あさ出版