世の中には、時間の使い方の達人がいる。
私の大好きなオーボエ奏者の茂木大輔さん(NHK交響楽団首席オーボエ奏者)は、模型道にも造詣が深い。本業のN響だけでも大変なのに、指揮活動や執筆活動、大学での講義、映画やドラマの監修等、幅広く活躍されている。にもかかわらず、趣味の模型がとても充実しており、本物かと見まがうほどの完成度の高さに驚嘆する。一体、どうやって模型を製作する時間を捻出されるのだろう。
世の中は一般的に、忙しい人ほど、時間にゆとりを感じられる。要は時間の使い方が上手なのだ。
私の親友は、外科医で夜昼無く勤務していて、常に非常に多忙な状態にあるが、私の友人の誰よりもメールの返信が早い。パソコンメールなのに、場合によっては、1時間以内に返信が来る事もある。しかし、彼は大病院の救急救命センターの責任者であり、常にパソコンの前に座っている仕事ではない。そして、誰が見ても多忙である。それなのに、メールの返信はとびっきり早い。
一方、いつも割りと暇そうな会社員の友人がいる。この人は、実に返事が遅い。2週間程度で返って来れば早い方だ。
自営業で、時間が自由になる友人に至っては、メールしても殆どの場合返信が無い。電話してみると、「あれ?メール来てたっけ?」という始末である。
茂木さんや外科医の友人の例を見る限り、「忙しい人→時間を上手に使っている→仕事が出来る人」、という図式が成り立つようだ。「忙しくてメールを書いている暇も無い。」という人は、「私は仕事が出来ません。」と自白している様なものなのか。
私は、メールの返信は、できるだけ早くする事にしよう。