ライブ後の恒例ブログが滞っておりましたが、

今月から「Connect to  EXIST†TRACE」がスタートしました!






#01  10/6、In The Family FEST

#02  10/13、月夜の演奏旅客団2018

#03  10/19、CRAZY DIAMOND vol.17

そして急遽出演した9/28今池3Starも、

振り返ると#00だったのかってくらいにコネクトしてたね。



「Connect to  EXIST†TRACE」は、1/19のワンマンライブに向けて盛り上げる意味合いももちろんそうだけど、

exist†trace

存在の痕跡

生きるとは?その意味とは?なぜここにいるのか?

それをこの「Connect to  EXIST†TRACE」の各ライブで曲で、歌と演奏で、

少しずつ問いかけていっています。

みんなに、自分に、exist†traceに。



なぜだか人間は理由を探したがりで、意味を欲しがっちゃう。

私も永遠、同じテーマでぐるぐると沢山の曲を作りながら考え続けてきた。

でもあの時よりもっと強く意味を持ってきている音達で、「EXIST†TRACE」を探したい。

みんなもそれぞれの「EXIST†TRACE」もO-WEST連れてきて、ここにいる理由を感じ合えたらいいな。



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お次の#04はハロウィン当日、10/31代官山LOOPの周年祭にお呼ばれしました。

去年はザ・ヒーナキャットとおかしなふしぎなハロウィンツーマンだったけれど、

今年は…さて。

コネクトなハロウィンをじわりじわりと準備しています。

周りはきっとキュートな感じだと思いますが、我々exist†traceとファミリーは、魅せましょう。

楽しみにおいでね。

先日は急遽決まった名古屋公演、集まった勇者のみんな、

そして魂を送ってくれた全てのみんな、ほんとにありがとう。

あのライブのことを、みんなやQuinceへの感謝を、ブログに書きたい所なんだけど、

一旦次へ見送って、今日はとても、個人的な事を少し長々と書いていってもいいかな?






やっぱり書くのやめようかな、先延ばしにしようかな、と悩んだりもしたけれど、

Connect to EXIST†TRACEが始まる前に、

そして今日という唯一の日に、

このブログを公開する事にしました。










今年のゴールデンウィークに、大切な、とても大切な、

弟を亡くしました。

あまりに突然のことで、これを書いている今も、ガタガタと身体が震えるほど、

受け入れ難い事実です。






あの日の事はとても鮮明に覚えています。

母からの電話。

走って走って、駆け込んだ病院。

先生の言葉。

最期。

弟を呼ぶ声。

涙と嗚咽。






1年半前に父を亡くし、助け合い笑顔を絶やさずいた私達に、

どうして今、こんな悲しみが降り注ぐんだろう。

どうやって生きろというんだろう。



自分の中の当たり前や、信じていたもの、それが目の前でガラガラと崩れ去って、

基準を失った自分の気持ちを言葉で操ることが、しばらく困難でした。

自分の身体が地面に着いていないような、自分が生きている実感がないまま、

今までの大半の時間を過ごしてきたように思います。






それでも朝はやってきて、気持ちの整理も出来ないままライブの日も近づいてくる。

ツイッターやブログは、一つ一つ今までの何倍も時間をかければ書くことができた。

前に向かうバンドの一員として、元気な言葉で、みんなとコミュニケーションを取りたかった。

でもライブはその瞬間の感情が全てで、自分の気持ちに振り回されるステージになってしまうかもしれないと思った。

そんなライブをしてしまう自分は嫌だとも思った。

でも、心の底から生まれる言葉を乗せて作った音楽は、その言葉の端が胸には刺さっても、mikoの背中をぐっと押してくれて、

集まったみんなの変わらぬ笑顔は、脆くて儚い人間の命がどれだけ燃え上がることが出来るのかを、

強く強く私に示してくれた。

ライブが今の私の支えで、これからも私の生きる場所だと思った。

本当に、私、音楽をやっていて助けられた。






私はステージの自分も普段の自分も同じ一人のmikoで、

普段の私が感じること、生き方、それがmikoの音楽になり、それがexist†traceの音楽になるから、

私の心が震えた物事は、可能な限りみんなに知ってもらいたいと思う。

だからこんな個人的で暗い話だけど、伝えた。

exist†traceというバンド名が「生きる証」でなかったら違ったのかもしれないけれど、

メンバーともみんなとも共有しながら、音楽の中に気持ちの終着点を探しながら生きたいと思う。






偶然というか必然というか、次のワンマンが「EXIST†TRACE」で、

次からのイベントを「Connect to EXIST†TRACE」と名付けました。

私自身「生きる証」「存在の痕跡」ソレが何なのか、私にとってソレはどんな意味を成すのか、

まだ、捕まえきっていません。

でもこの霧がかった気持ちに、せめて2019/1/19のその瞬間の答えがきっと出せると信じて、

今は一歩一歩向かっていっています。



今一つだけ、答えのカケラとして思うのは、脆くて儚い命の重さは自分だけが感じるものじゃない。

その人が思うより多くの人が、意外な人が、その重さを感じています。

自分一人でその重さを決めたり、測ることは出来ないし、する必要もないんだ。

Connect to…ではないけれど、人が繋がり、感情が繋がり、その先に答えを待つことだっておかしいことじゃない。

焦ったり困ったりしている人がもしいるなら、私と繋がっていよう。

あなたが一人じゃないように、私も一人じゃないよね。










長く、長くなってしまいました。まとまらない文章でした。

でも心配しないでほしい。母もいて、私4人姉弟の一番上だからね、あと2人の弟や親戚みんなで助け合っています。

そしてなによりメンバーとスタッフが側にいて、大切な大切なexist†traceファミリーのみんなが待っててくれてる。

とても幸せ者なんです。ありがとうね。



最後に、5ヶ月かかってようやく書いたこのブログに、5ヶ月かかってようやく書けた曲の、歌詞を。

いつかどこかで、形が変わるかもしれないけれど、音も聴かせられたらいいね。

大切な弟の誕生日に贈る、今の私の想いを。






『ゼロ』


あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ

もう一回、とついた ためいき
もう一回、とながす なみだ
もう一回がもう一回
重なって止まらないよ
何度目を覚ましたって
キミはいない

ゼロになる音が聞こえたとき
キミは何を思っていただろう
それすらもうわからないのにね
「もう一回」ってなんだろうね


あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ

もう一回、があれば? なにを
もう一回、があれば? キミに言える 
もう一回じゃ足りないね
全部なかったことにしよう
でも でも  わかってるんだ

ゼロになる音が聞こえたとき
心の一部が崩れていった
現実 想像 否定に 無感情
でも目の前が全てだった
あぁ


ゼロになる音が聞こえた時
キミは何を思っていただろう
あたたかな記憶達でどうか
なにもかも包まれていて

優しさおとぼけイタズラ喧嘩に 
笑った話した全てが全てが
私の中に永遠に生きる
キミを連れ 私は生きる
ここに 私は生きる

あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ
あぁ あ あ

急遽発表になりました、明日名古屋でライブを行います!


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今池3Starで行われるQuinceのリリースイベントに出演する予定だったバンドさんが、


急遽出演できないことになってしまったそうで、exist†traceにSOSが飛んできたのです。







この日は予定も入っていたし、準備時間もほぼ無いから、


「えええ?!ど、どうする?!」と急遽大会議を行なったんだけど、


名古屋のみんなと久々の再会を果たす日を準備している中、突発的に行ってもみんな来れなくて逆に困らせてしまうんじゃないか。


そんな事も気になって、一瞬お断りの話も出たけど、


でもQuinceが困って、東京のバンドに声をかけるまでに困って日にちも迫っている中、


自分達のイベントだったらと想像したらもう、どうにかして力を貸したい!と思ったんだ。




だから来れない会えないみんなの想いも連れて名古屋へ、みんなの想いと共に私達のステージを作って来るから、


みんなの本気の魂送信をお願いね!!


もちろん、会場で会えたら更に最高!だけど無理はしないで!


Connect to EXIST†TRACE直前に、みんなと私達が"繋がってる"感触を、感じ合いたい!







Quince、そして出演バンドの皆さんとオーディエンスのみんな。


明日、トップバッターで、exist†traceの誇りをかけてステージに立ちます。


絶対頭から見てほしい。じゃないと意味がないもの。


きっと最高なイベントになるね、楽しみです!