私MCで「4回目のO-WESTへ!」って言ってたけど、

正しくは今回で5回目だわ。

4回は過去にWESTでワンマンを行ってきた回数だわ。

正直にここで懺悔いたします…mikoりました!!






と、そんなうっかりは胸にしまい…

以前も書いたようにO-WESTというライブハウスは私たちにとって特別な場所。

ココにワンマンで立つ時は、毎回時間をかけて気持ちを全てココに向けて、

全力でそのライブに全神経を注いできた。






2012年6月23日『Just Like a Virgin』



フルアルバム『VIRGIN』を引っさげて挑んだ初WEST。

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『WONDERLAND』から始まる、これから描く私達の物語の始まりみたいだった。








2014年12月14日『激情スパイラルFINAL -WORLD MAKERS-』


フルアルバム『WORLD MAKER』を生み落とし、

色々なライブハウスでのマンスリーワンマンを経て挑んだ2回目。


アルバムの曲が加わったことで、極彩飛び散る派手な一夜でした。


『VOICE』で割れんばかりの大合唱を作りたいのは、どんな場所だ。どんな景色だ。






2015年12月26日『Reasons for the existence -FINAL ACT-』

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一年を通して駆け抜けたReasons for the existenceの最終章。

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この時のコンセプトも『EXIST†TRACE』に近い、「存在理由」というもの。

迷いながらも探し続けたあの時に思った事。その先に今の自分を、感じる。






2017年1月9日『ROYAL STRAIGHT MAGICAL SHOW FINAL』


主催ツアー『SURVIVAL MARCH』を経て、身も心も骨太になってたどり着いたWEST。

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『THIS IS NOW』、『ROYAL STRAIGHT MAGIC』この2枚に集約した自分たちの気持ちが、

炸裂した夜だった。






そして、

2019年1月19日『EXIST†TRACE』

個人的に、立ち位置が戻った状態でココに立つのは、初めてのWESTぶり。

そんなことは些細な違いに過ぎないけれど、

自分たちの理想を求め、去年頭からこの形でやってきた。

その理想にどれだけ近づいたのか、感じる事ができる日でもある。

メンバー内もピリピリしてます。

ついに目前にと感じます。

みんなにどれだけ幸せな音を届けられるか、そして、どれだけ自分が幸せになれるか、

とことん追求してみようと思います。

exist†traceをみていて。
ようやく行けた、映画エリック・クラプトン〜12小節の人生〜








彼が今までどんな道を歩いてきたのか、ざっくりは知っていたけれど、

この映画はご本人の語りや今まで見たことのない映像が沢山。

彼の人生は波乱万丈で悲しみや疑いに満ちたものだけれど、それを何度も、何度も、

音楽とギターの力で打ち破り生き抜いてきたクラプトンのパワーに圧倒されました。

あっという間の2時間。

ワンマン前のバタバタの中、やっぱり観れてよかった。






私にとってクラプトンは、さらっと出会ってしまった初めての(と言っていい)ロックでした。

アメリカで両親が聴いていて、しれーっとあのギターを耳にし続けていて、

気付いたらフレーズも歌もしっかり覚えて好きになってた。

自分でクラプトンを聴き始めた作品はリアルタイムじゃなかったけど『Unplugged』で、

最初はアコースティックの方が好きだった。

ピアノが好きで、アコースティックギターが好きで、クラプトンが好きでと来たら、

いずれはエレキギターに辿り着く運命だったとしか思えない。

勿論レイラは弾くし、途中で「Marshall」のロゴが出てきた時は心の中でキター!と思っちゃう。






最後のBBキング氏のステキな言葉も響いたけれど、

私には途中の、

「名誉なんてどうでもいい、何十年もすればみんな僕のことを忘れてしまうし、僕の音楽も消える。」

「心が苦しいから自分のために曲を作った」

そんな言葉が刺さった。

私にはそう思える日が来るのかな。

心が苦しい時作った音も、いずれ彼のように観客に届けたいと思う日が来るのかな。

今の私はただただ、今の自分が最高だと思える音と姿でみんなの目に耳に焼きつきたい。

自分勝手に、でも強烈に、そればかり願う。
ここ数年で喪主一家として故人を見送る事が何度もあり、

その度、式が終わってから考えた。

「いつか私が旅立つ時、どんな見送られ方をするんだろう」



メンバーとその話をした時は、

「絶対mikoは一番最後までしぶとく生きるタイプだろうから、

 mikoが逝く時はメンバー4人で迎えにいってあげるよ。笑」

「"miko遅いよ〜何年待ったと思ってんの〜"とか言いながらね。笑」

「で、向こうでまたバンドやるでしょ?」

なーんて言われて笑っていたり。



私は確かに100歳まで生きる気満々だけど、

exist†traceの曲を流しながら見送って貰えたら本望だなぁ。

『「終わりのない世界」』を流して、お天気雨の太陽みたいに、

涙も輝かせるような優しい光で、残した人達を包めたら。



その時大満足な顔をして眠りにつけるように、

今はむちゃくちゃでもなんでも好きにやりきっちゃわないとね!

死ぬ為に生きるわけじゃないけど、

素敵な最期になら、向かっていくのがちょっとは怖くなくなるでしょ。



叶わない願いでいい
あなたと終わりのない世界を見たい
そんな希望がほしい


一緒にその希望さえ作り出してしまおう。

みんなと、共に生きたい。






P.S.

塗り終えました。エフェクトボードのパーツ。

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