ミニアルバム「The Only Garden」、

ついに明日7/29に発売となります!

先行予約をした人の元には早ければもう到着しているかも?!

聞いたらブログのコメントでも、ツイートでも、お手紙でも、

あなたの感想を是非きかせてね!

もう本当、その瞬間が一番幸せ。。笑



さぁそれでは楽曲解説ブログシリーズも本日の「Garden」で終了。

最終日の今日も、ここで注意書きです。

「曲をちゃんと聞くまでは何も情報入れたくない!」派のあなたはネタバレ防止のためここで読むのをストップ!

CDを聴いたあと、ゆっくりこのブログを読みに戻ってきてね。



それでは、



今回最後の。



楽曲解説スタート!






「Garden」

「The Only Garden」で唯一の、書き下ろしの新曲です。

ここまで新曲が少ないのは今回が初めてで、なんだか新鮮。

この曲は他の曲とバランスをみて作った、のでは全然なく、

むしろ頭を無にして、今届けたいこと、だけをシンプルに形にしたんだ。



曲作りはまさに3月末。

コロナウイルスの蔓延。ライブの中止。不透明な未来。

バンドからの視点だけでも不安なことが山積みでした。

きっとみんなそれぞれ不安や困難に立ち向かっている。

そんな中、みんなに音を通して届けたいことはこれだよね、と

サウンドより歌詞をメインに作っていきました。

「POWER OF "ONE"」の一歩先から、目の前のキミの目を見て歌う。

exist†traceの作るGardenを象徴する曲になったと思うんだ。






曲調だけでいうと、あらまた不思議な方向性ねと思うかもしれないけれど、

案外バンドで演奏すると自分たちのものになっちゃう不思議。

今までと毛色の違う四つ打ちビートで、自分たちなりのシティポップ。

各自この曲には時間をかけて、丁寧に作りこみました。



私のギターはお借りしたストラトのフロントで、アンプをクリーン、プラスコンプをかけて全編録っています。

サビやBメロはクリーンブースターでちょっと前に出したりしつつ。

って書いていて思い出したけれど、この曲構成がとても独特なんだよね。

私たち的には「教えてMy Lady〜」をサビとしているので、

イントロ→Aメロ→サビ→間奏→
Aメロ→Bメロ→間奏(ソロ)→
Aメロ→サビ→アウトロ→Aメロ

という謎構成で、覚えるまで演奏もわちゃわちゃしていました。笑

私的にはAメロを推したかったのでやたら登場回数が多いのです。

こんな自由な感じも面白いでしょ。






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レコーディングの一番最後に、イントロのWow〜をメンバーだけでなくマネージャーASAKOやスタッフ陣も一緒に歌いました。3密を避けて。笑

ライブではみんなと歌って、クラップしたいな。






ライブといえば。

7/30には生配信ライブを行うから、まずはそこで「The Only Garden」の世界を堪能してね!

そして、いつか直接みんなとライブを楽しめる日がきたら、

一緒に声を届かせ合おうね。

その時がきたらきっと私泣いちゃう。笑



「The Only Garden」リリース前楽曲解説ブログ、これにて完結。

ここからは私たちとあなたでこのGardenを大切に育てていこうね。

まずはじっくりと、なんどでも聴いてくれたら嬉しいです。

「The Only Garden」、明日から通常販売もスタートです!

http://exist-trace.shop/
ミニアルバム「The Only Garden」のリリースがついに!

明後日7/29に迫っております!

ついに、ついにだ、と、他のメンバーたちもドキドキしている様子。

恒例の楽曲解説は、残り2曲!



本日は「POWER OF "ONE"」。

もちろんここで注意書きです!

「曲をちゃんと聞くまでは何も情報入れたくない!」派の人は、

この先を読まずにCDが届くのをもうちょっと待ってね!

じっくりCDを聴いたらこのブログを一気読みよろしくです。



それでは、



今日も。



楽曲解説スタート!






「POWER OF "ONE"」

2018年の頭に登場し、その年のO-Crestのワンマンの入場者特典でCDをプレゼントしたこの曲。

あれから2年の時を経て、ボーカルリテイクバージョンで再登場!

2年間のライブの中で、実は歌のメロディをこれかな?あれかな?と、実に色々なパターンを試してきていたんだ。

気づいていたかな?

試行錯誤の結果、ライブで完成形を見つけ、今回最終決定バージョンで再レコーディングをしたというわけなんだ。

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ライブで何度も歌っているからか、気持ちを込めすぎてしまうのか、

ジョウも私も頭の血管が切れそうになりながらフルパワーで録ってきたよ。

当時ライブに来れなかった人や海外のみんなにも、

これでちゃんと届けられるって思ったら、やっぱり力入っちゃうよね。






この曲を2年前に届けた時のブログでも楽曲解説をしています。

https://ameblo.jp/existtrace-miko/entry-12369929854.html

2年前と今、強く思う気持ちに変わりはないけれど、

「小さくてもあなたの力を必要としている人はいるんだ」って、

その言葉は一体誰に届いたんだろう、

届けるべき人に届けられなかったのに、私は何のために歌を生み出してるんだろう、

言って満足してるだけじゃ?綺麗事?

何が表現だ、音楽だ、

って。

この曲をしんどく思ったことがあった。



でも、やっぱりこの曲が歌っている事は一つも違うと思わなくて、

やっぱり目の前のみんなや、メンバーや大切な人たちを愛したくて、愛していると知ってほしくて、

歌い奏で続けようって思ったんだ。

「目を開けなよ 顔を上げなよ」

それが出来ない時はうつむいたままでいいから、

どうかそこに居てほしい。

意味も価値も、私と一緒に見つけていこう。

このGardenをあなたが心安らげる場所にしたいんだ。






次は最終回。POWER OF "ONE"の想いも、最終曲「Garden」に繋がって。
exist†traceの最新作「The Only Garden」が、

3日後、7/29にリリースです!!

先行予約が終わってしまったのでexist†traceのサイトでは一時的に「SOLD OUT」と表示されているけど大丈夫!

発売日になったらポチれるようになるので、逃してしまった人はちょっと遅れてしまうけど是非ゲットしてね!

ついでに(?)発売日のお昼12時からメンバー手作りマスク&巾着の追加販売もあるよ。

前回は10分ちょっとで完売してしまったので、欲しい人はスタンバイよろしくね!






さて本日の楽曲解説「selection」を始める前に、

もううんざりかもしれませんが!

「曲をちゃんと聞くまでは何も情報入れたくない!」派のあなたはここで読むのをストップ!

じっくりCDを聴いてからもう一度このブログを読みに戻ってきてね。



さてそれでは、



今日も始めましょう。



楽曲解説スタート!






「selection」

実は今日もまさにスタジオに入って5人で演奏してきたばかりのこの曲。

今回収録した曲の中でもなかなかの長寿曲だね。

2017年のマンスリーワンマンで生まれてから、

大事に大事にライブで育て続けてきました。

ライブによっては冒頭に「聞こえるか!」とジョウのアカペラを入れたり、

曲の最後の雄叫びから次の曲へ繋がったりと、

色々な見せ方ができる曲でもあり。



この曲は曲の最後まで仕上げてからメンバーに渡したので、

細かい部分以外のアレンジはほぼデモ通り。

レコーディングに向けて変更した部分もほとんどなく、

一番ライブに近い状態で録った曲だと思う。



その中でも一番こだわったのが、イントロの乙魅サマのギターの音色でした。

ギターとシンセで一つの音に聞こえたくて、神経質なくらいに何度もやり直してもらったおかげで、イメージ通りすぎる音を作れました。

乙魅サマ&成田さん(サウンドプロデューサー)本当にありがとう。

この部分は、この曲を2017年に披露する直前にLINKIN PARKのチェスターが亡くなったことも影響していて、

彼への追悼の気持ちを添えて、このギターフレーズと音色のイメージをずっと温めていました。



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私自身のギターはメインのSnapperくん、マイアンプのMarshall JVMで、

ほぼライブのセッティングのまま録っています。

猶人は5弦を使うフレーズの低音の扱いをとてもこだわっていて、

録る時間以上に音作りに時間をかけて丁寧に作り込んでいました。

シンプルなルート弾きもイイ音で録れると鳥肌が止まらないね。。



レコーディングで変更した部分はほとんどない、と言ったけれど、

歌詞だけは最後の最後にもう一越え、書き足しました。

「selection」=自然淘汰、の大きいテーマをもう一歩踏み込んだ形に。

この曲には私の「人間について」の持論が元にあるんだけど、

長くなるのでまたの機会に。笑

生きているとどんどん考え方も変わっていくけれど、

間違っても、後悔しても、やっぱり私たちは音楽で形にしていかなきゃいけない。

怖がらず作っていくぞと、背筋を正して作った「The Only Garden」。

みんなにどうかしっかり届きますように。



次回は「POWER OF "ONE"」。

ボーカル再録の理由などなど書いていきます!