ごきげんよう! まんきんたんです。
今年も新年のテーマを表す「四字熟語」を決めた。
ユーキャン新語・流行語大賞の手法を参考に毎年末に決めているのだが、もう十年は続けているだろうか。
目標を定めるのはいいことだと思うので、オススメする。
しかし、今年のテーマだった「拈華微笑(ねんげみしょう)」は、あまり良くなかったなーと反省している…。
「拈華微笑(ねんげみしょう)」がどういうことかというと。
「拈華」は、“花をひねる”という意味。「微笑」は微笑むという意味だよね。
釈迦(しゃか)が多くの弟子を前に説法を行った時、黙って蓮(はす)の花をひねるしぐさを見せたんだ。
すると、ひとりの弟子だけが釈迦のいわんとするところが理解できたので、にっこりと笑ったそうだ。
この故事から、「拈華微笑(ねんげみしょう)」とは、言葉にしなくとも以心伝心で伝わることのたとえで使われる言葉なわけ。
この話を聞いて、ああ、「1を聞いて10を知る」という言葉があるけど、「拈華微笑(ねんげみしょう)」はその上をいく言葉なんだな!
ここまで行くと超人レベルだな、よし、これを目指そう!と単純に思ってしまったわけ。
ところが実際、これをわれわれ凡人社会で目標にしてしまうと、意思疎通が全くできなくなってしまうんだね。
今にして思えばそりゃあそうなんだけど、やっぱり言葉だけでは、他人に言いたいことは伝わらない。
日頃の行動でわかってくれよ、察してくれよ、と思っても、いくら日々正しい行いをしていても、伝わらない人には伝わらないんだ。
わかってくれる人が一人でもいればいいじゃないかとも思うけど、拈華微笑(ねんげみしょう)を日々のテーマにしていては、誤解を生んでしまう。
やっぱり、大切な人やキーマンとなる人には、言葉だけじゃなくて身振り手振りまで添えて、それこそ全身全霊で伝えなければ伝わらない。
というか、そこまですれば、たいていの人には伝わるよね。
というわけで、それを反省して、今年は「愛」をテーマにした。
「兼愛交利(けんあいこうり)」
人を区別なく広く愛し、互いに利益を与え合うこと。
人々をだれもまったく同じように愛し、お互いに利益を与え合うこと。
ブログではこれまでの特殊な経験を元にした「情報発信」で、楽しんでもらうことにした。
個人的な目標としては、2022年は「日本史」をさらに勉強して究める!
じゃあ、またね。See you!