「英語deコーチング」コーチまさえです。
海外のオンラインセミナーに参加しました。
アメリカのPWC(プライスウォータークーパース)の
コーチでありディレクターである方の講義で、
PWCのデータを使って説明をしていたのですが、
「あ、そうそう、これアメリカの大学で習った!」と
思い出しましたので、シェアしたいと思います。
私が勉強したアメリカのビジネススクールの
コーチングプログラムは、もともと企業や組織の
エグゼクティブと従業員を対象としたコーチ養成機関
ですので、授業内容は組織のことも学ぶのです。
組織にはいろいろな世代の人が働いています。
「ジェネレーションギャップ」という言葉を
ご存知と思います。
ジェネレーションとは世代、
ギャップとは溝、
つまり世代による概念、考え方、行動に差のことを言います。
生まれた時代の差によってこれらのことが
違ってくるのは当然のことですよね。
私が新入社員のときはEメールは存在せず、
パソコンのことは端末と呼び、ワープロで
文字をうっていました。
そういう時代を知っている人と、
最新のテクノロジーに囲まれた現代の若者と
考え方が違ってくるのは当然のことです。
日本では1987年4月生まれ~2004年3月生まれの人が
「ゆとり世代」と言われていますよね。
(期間には諸説あります。)
アメリカにも世代を分けたものがあります。

Mature/Silent (1927- 1945)
Baby Boomers (1946 -1964)
Generation X (1965 - 1980)
Generation Y/Millennium (1981 - 2000)
(分け方には諸説あります。)
「サイレントの世代の人は会社に行って働くことを
仕事をすることと考え、ミレニアムの若者は
世の中がデジタルになり、バーチャルが溢れている中で
育っているため、職場に行き、時間を捧げることが
仕事をするという概念がない。」
などなど、その世代の特徴を学びました。
組織にはいろいろな世代の人が働いており、
その関係性や仕事の効率が悪いことや、
コミュニケーションの溝は
ジェネレーションギャップによることがあります。
ですので、組織のコーチは、
この世代はこういうものだという色眼鏡をかけて
組織を見てはいけませんが、頭の片隅に
そういう知識を持ってコーチングを行うと
物事を多角的に理解する判断ができるのです。
アメリカの大学院のコーチングは生徒に
コーチングテクニックを教えるより、
組織や人の見方、物事の考え方を
より深く教えているような気がします。
コーチとしての人間性や洞察力、思考力などを
鍛えられた気がします。
Happy Coaching
今日もすてきな日でありますように