あなたのコーチングをダメにする〇〇集 | 日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

このブログはテキサス大学でのコーチングの勉強メモ「バイリンガルコーチの日記」としてスタートしました。
現在、プロのエグゼクティブコーチとICFのアセッサーとして、コーチの方々へアメリカ仕込みのコーチングの情報をお届けしています!

こんにちは。

「英語deコーチング」コーチまさえです。


コーチや、コーチングを教えるコーチに

「アメリカの大学で紹介された質問集の本があれば
教えてください。」


と聞かれることがあります。

質問集とは、コーチングの初心者がよく使うもので、
コーチングの質問のサンプル集のことです。

私は、質問集は
使い方によってはコーチングの質を落としかねないもの

と思うことがあります。




その理由は、
質問集がコーチングを型にはめて
応用の利かないものにしてしまっているという現実がある

からです。


アメリカの大学院のコーチングプログラムで紹介されたのは
すごーく薄っぺらい質問集の本でした。
B4の半分くらいで、幅は2ミりくらい。

実際、私もコーチングの初心者のときは少し読みましたが、
コーチングの勉強が進むにつれて、だんだん必要と
しなくなりました。
なぜなら、質問力がついてきたからです。



アメリカ人と日本人で質問集の使い方が違うように感じます。

アメリカで質問集といえば、
自分の聞きたいことがあるのだけど、
言い回しがしっくりこないとか、どんな聞き方があるかな
というとき参考にするために質問集を見るかんじですが、

日本人は「どんな質問をしたらわからない」から
質問集を見て質問をするかんじがします。



だから、質問集の質問を順番に追っていくとか、
次はこれを言って、その次はこれをと
質問を準備してコーチングをするとか。。。

しかし、質問を準備したり、何質問しようと
気になっている時点で、もはや話を聞いていませんよね。
聞こえていても聞いてない。
このときそこに「傾聴」はありませんよね。

ここでICFのアクティブリスニングはNGです。



クライアントの話をしっかり聞いていたら
自ずと聞きたいことがでてきます。

なぜなら、
質問は話を聞いてはじめて出てくるものだからです。


この話をとあるコーチと話していて、
彼女はこう命名しました。

“カラオケコーチング”

まさしく!ですね。


カラオケでは自分が次に歌う曲選びで
他の人が歌は聞いているけど、意識は曲選定に
集中していますよね。

加えてこんなコメントもくださいました。

“コーチが、カラオケコーチングになっていると
クライアントの可能性は引き出せない。”




質問集に頼っていては質問力はつきません。
質問力のないコーチってどうでしょう?

質問集に頼ってばかりいて自分の質問力を磨くことを
怠っているとコーチングをダメにしてしまう
危険性がある、


つまり、
ある一定の型(パターン)にはまって
応用力や直観力のないコーチングになり、
クライアントの真の可能性や能力が引き出せないコーチ
になってしまう

ということです。


質問力はそんなにカンタンにはつきません。
やはり訓練をしないとね!




国際コーチ連盟(ICF)の倫理規定にはプロコーチが
常に向上することを期待し、私たちは誓約しています。

ということは、
コーチングスキルを高めようとしないコーチは
ICFの認定コーチではありません。

今度、アメリカで経験した自分でもコーチングが
メキメキと上達したと実感した方法をご紹介しますね。

これから私がアメリカで学んだコーチングTip(ヒント)を
ちょこちょこご紹介していきたいと思います。



Happy Coaching晴れ

今日もすてきな日でありますようにラブラブ