「英語deコーチング」コーチまさえです。
ロサンゼルス滞在も3週経ちました。
アメリカでいろいろな方にお目にかかりましたが、
全般的にやはりアメリカのほうが日本より
コーチングを正しくご存知の方が多いように思います。
特に企業のマネージャー以上の方は
コーチングをよくご存知のようです。
コーチングはアメリカ発祥ですから
それは当然のことですよね。
しかし、それでも一般の方には
コーチングといってもピンとこないようです。
特にコーチングがコンサルタントやカウンセリングと
どこがちがうのかわかりません。
ですので、コーチングとは何かを説明するのですが、
やはり一番分かりやすいのは、
一つの問題に対して
コーチング、コンサルティング、セラピーの
アプローチ方法を具体的に例を挙げることで、
そうすることによりほとんどの方が
「あー、なるほどね。」となります。

前回のブログで、私のサンディエゴ時代の
大学の友人が私がロサンゼルスで行ったセミナーに
わざわざメキシコから参加してくれた話をしました。
彼女は現在メキシコでフリーランスの通訳をしているのですが、
お客さまに日系企業があるそうです。
それで、友だちがコーチングをしていると
その日系企業のマネージャーさんにお話したところ、
企業研修でコーチングとティーチングを
学んだことがあると仰られたそうです。
これを聞いたところでは
「あー、外国ではやはりコーチングが
すでに企業に取り入れられているのですね。」と
思ったのですが、
その後の話で目が点になってしまいました。
これはそのマネージャーさんが彼女に言った言葉です。
「コーチングって部下に対して
恋人のように話すことなんだよ。」
あなたはこの説明をどう思われますか???
当然、間違っていることはすぐにわかりますよね。
おもしろいので、アメリカ人の企業の部長さんに
このお話をしたところ、
やはり
”Oh. no!”
という答えが返ってきました。
日本の本社が研修手配をしているそうですので、
日本の研修機関か研修講師から学んだのだと思います。
講師がそのようなことを教えるのはありえないと思います。
どこからどのようにそのような解釈になって
しまったのでしょう?
企業で上司が部下に対してコーチング
するのであれば、上司と部下との適切な関係を
保ちつつ、
上司は現在から未来にフォーカスし、
部下が自ら考え、行動できるよう、
質問をすることで部下の自主性を養うことが
望まれます。
正しいコーチングの知識が広まるよう
これからも地道にコーチングの指導も
していかなければ!ですね。
Happy Coaching
今日もすてきな日でありますように