説明が長くて分かりにくくなる理由 | 日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

このブログはテキサス大学でのコーチングの勉強メモ「バイリンガルコーチの日記」としてスタートしました。
現在、プロのエグゼクティブコーチとICFのアセッサーとして、コーチの方々へアメリカ仕込みのコーチングの情報をお届けしています!

こんにちは。

世界に飛びだす貴方の夢を叶える!
「英語deコーチング」コーチまさえです。


「あの人説明ながいよねー。」

「言い方がまどろっこしくて何言っているんだか~。」

「何度も同じこと言われて耳にタコが・・・。」


といったフレーズ、どこかで聞いたことありますよね。


なぜこのようなことになるのでしょう?


これはその人の性格がしつこいからではないかもしれません!

もしかしたら、日本語で話しているせいかもしれません!!!




何を隠そうこの私も日本語で話しているときは
同じことを何度も繰り返してしまうことがあります。

でも、それは私がしつこいのではなく、
相手が理解しやすいように、相手のためを思ってそうなているのです。


なぜでしょう?

それは、日本は聞き手が理解することに責任を負う文化があるから。

いっぱい説明するのは“やさしさ”からです!

だから、聞き手がわかりやすいように
情報をいっぱい渡してあげようという気持ちなんです。

それゆえ、たくさんたくさん情報を与えて、情報過多!

そしてさらに次から次へ情報を出してあげる。。。

聞き手が理解するためにと思っているのに、
聞き手は情報のてんこ盛りで、聞き手が過剰な情報から
系統立てて理解し、必要な情報を抜粋し、脈絡を
組立て理解しなければならないのです。

でも、もし、話し手が初めから簡潔明瞭に
少ない言葉で話したら聞き手はどうなるでしょう。

聞き手はキーワードから過去の経験を導き出し、
話を理解し、理解できない部分だけを話し手に
質問することができます。


また、英語で話すと結論を言い切るので、とても簡潔。
これは英語の文法上の性質からです。

例えば

I want to go out with you.

あなたと外出したいです。

そして理由をあとからくっつける。

because I found a good restaurant.


その理由はおいしいレストランを見つけたからです。

他の理由をだらだら加えたとしても、
外出したいというメインの話は終えているので、
聞き手は安心して補足情報を聞くことができます。

日本語だったら、

おいしいレストランを見つけたので、
あなたと外出したいです。


おいしいレストランを見つけた情報が先にきて、
本当の情報が後。聞き手は最後まで聞く耳をもたないと
いけません。

もし、

おいしいレストランを見つけたのだけど、そこのシェフが
フランスの3つ星レストランで5年修行したから、
フランスの最高の味が楽しめるなんてすごいと思うから、
あなたと外出したいです。


なんてなちゃったったら、

ふぅ~。

聞いているだけでくたびれちゃいますね。

それに話している最中に、
相手が「それって□□れすとらんでしょ。」
とか言って最後まで伝えられなかったら?

デートはありません。残念!


だから、説明が長くなるのは日本語で話しているから
かもしれません。


そんなときは英語っぽく、

あなたと外出したいです。なぜって、おいしいレストランを
見つけたから。


と言ってみてください。


英語で意思を伝える訓練をすると、
相手にわかりやすい話し方に変わりますよ。



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Happy Coaching晴れ

今日もすてきな日でありますようにラブラブ