コーチングをするときコーチはメモを取ると思いますか？
― 答えは、「コーチによる」です。
メモを取りながらコーチングをするコーチもいますし、
メモをとらないコーチもいます。
大学院の授業でも生徒は先生に対してこの質問をしていました。
そして、その答えも「コーチによる」でした。
コーチによってスタイルはさまざま、自分が良いと思う方法で
コーチングが行われます。
さて、私はといいますと、コーチングの最中メモを取りません。
コーチになりたての頃、どちらがよいのかと思って両方試してみました。
私はメモをとらないほうがクライアントの話に集中できるので、
そちらを選択しました。
それにメモを取る時間がもったいなく感じました。
連続セッションでもコーチングの最中にメモをとらなくても
問題ありません。面白いことに次のコーチングが始まると
前回のコーチングの内容を思い出します。
逆に、クライアントの方の中にはご自分でメモを取る方が
いらっしゃいます。自分の考えがまとまってくると、
より理解を深めるために書きたくなられるようです。
そして、行動計画を立てるときも書いて記録して実行に移しやすくして
いらっしゃいます。
そのような場合、私もメモ取りのお手伝いをします。
内容によってはクライアントの方は考えることに集中して頂いて、
私が筆記する場合もあります。
メモを取るということは、ミスを防ぎ忘れないためではなく、
より深い理解にもつながります。
さらに、人から教えを受けるときは、メモを取る行為は
教えてくださっている方によい印象を与えます。
教えてくださる方に自尊心を与え、教えて頂いている内容を
重視しているという印象があり、
相手の方のあなたに対する高感度がアップします。
人から何か教えて頂くときはメモを取るとよいですね。
でも、くれぐれもメモを取ることを第一にせず、
聞いて理解することを一番に考えるように！
Do you think that coaches take notes during their coaching sessions?
- The answer is “it depends on the coaches”.
Some take notes and some don’t take notes.
When I was in school, some students asked the same question to the teachers in the classes.
The answer was “It depends on the coach.”
Each coach has his/her own coaching style. The coaches do coach whatever they think effective.
What about me? I don’t take notes when I coach.
When I became a coach, I tried both ways. I chose not taking notes because I can concentrate on listening better. On top of that, I felt note-taking wastes my time, when I take notes.
Interestingly, I can remember what we talked about at the previous coaching session, when I start talking to my client of the consecutive coaching.
On the other hand, there are some clients who take notes during our coaching sessions. When they are getting clear idea, it seems like they want to take notes. They want to make themselves easier to put their plans into practice.
In such case, I help taking notes for my clients. I become a note-taker and then my clients can concentrate on only thinking.
Note-taking is not only avoiding mistakes and ambiguous memory, but also helping deeper understanding. In addition, when someone is teaching you something, note-taking makes a good impression on the person. It makes the person earn self-respect and shows that you think it important. In the result it gives the person a good feeling for you.
It is good to take notes when you learn from somebody.
But don’t become a real note-taker, try to be a good listener and understand well.
Happy Coaching
今日もすてきな日でありますように！