エグゼ -9ページ目

新聞の数字、鵜呑みにしてない?

ザメディアジョンの宮原です。

こんにちは。


新聞に書いてある事って正しい事だけでしょうか?

昨日は、プレジデンツ・データ・バンクさんが主催しているセミナーで勉強してきました。


ザメディアジョンにはこんな勉強の機会がたっくさんあります。

社長の山近から、これ行って来な・あれ行ってきて。

いつもいろんなチャンスをもらっています!!


日経新聞の現役記者が講演

http://release.vfactory.jp/event/20081111/


そこでも言ってました。

電話取材などで裏を取ろうとするけれど、

新サービスの記事を載せたら、世に出る前におじゃんになった、

10億円の売上を見込んでいるという記事を載せたら、

1億円も行かなかった、なんてことも少なくないようです。


今回は、新聞に出ている記事をそのまま信じるんじゃなくて、

意図がないかを考えていこうというアドバイスです。


鋭いコメントをいつも下さる諏訪社長 、ありがとうございます!!


> 5面(経済2)消費税増税1%でGDP0.11%下げ 内閣府研究所試算
> -------------------------------------------------------
> 国内総生産の0.11%、具体的にいくら?調べてみた。2007
> 年度日本のGDPが515兆837億円。消費税を4%上げた場合、
> 0.44%下がって512兆8173億円(端数切捨)。約2.25兆円減
> 少する計算。消費税増税で消費が冷えるのは分かるが、生産
> も減るのは意外。需要に伴って供給が減少するということか。

消費増1%増でGDP0.11%減少・・・
消費税2%増でGDP0.22%減少・・・
そういう単純なことでもないような気がしませんか?
数字のマジックで錯覚させるのも技のような気がします。
消費税の上がり幅が大きいほど、消費者心理は加速度
的に悪化し、GDPを大きく下げる。
この記事は、金利を引き合いに出して、消費税はそん
なに影響はありませんということを言いたいのが見え
隠れしていると感じます。


新聞のビジネスモデルを考えてみたら、

こうした記事を書かざるを得ないという理由も

見えてくるかもしれませんね。


詳しく知りたい人は就職勉強会へ!!

http://www.91922.com/2010/?cn=100577&evt=882


2010年を見据えてどんな決断を下すのか!

どーなるんでしょうか、世の中。

ちょっと前の記事になりますが、“あの”トヨタがこれだけ苦しんでいます。

> トヨタ営業利益7割減:1面
> リストラも視野に入れていくだろう。将来の展望はあっても今をどうするかが経営陣にとって悩ましい問題である。

⇒ 景気循環がある以上は必ずこのリストラというものが出てきますね。
  リストラの中で最も大きいのは人の雇用に関する問題です。会社の
  数字の中で人件費などの人に関する経費はとても大きなものです。
  大企業だとそれこそ何千人もの派遣社員の人たちが契約解除に
  なったりします。景気の波が上がったり下がったりするたびに、
  同じリストラのことが新聞にも書かれます。すごく無力感を感じます。


調子がいいと、それだけ利益を出す事ができるのが大手企業。

スケールメリットってやつでしょうか。


ただし、景気が悪くなるとその反動も大きいんですね。

一つ一つの仕事のスケールが大きいですから。


トヨタ自動車は正社員のリストラはしない方針です。今回は派遣社員ですね。

北米の工場を3ヶ月停止などの措置は取っているようですが、その間も人件費は

発生しますので、そんなに固定費は変わりません。


ということはそれだけ利益が圧迫されるということ。

そうなると、次への投資に消極的にならざるを得ない。


この負のスパイラルに対してどんな手を打つのか。


やっぱりトヨタはすごいね、2010年3月期決算に向けて走りはじめるしかありません。

期待しましょう。


法人税を下げてどーするつもり!?

ザメディアジョンの宮原です。

こんにちは。


今日もエグゼっ子の投稿を一つ。

かなり素敵な投稿だったので、のっけさせてもらいます。


自分なりの仮説と、それに対する検証がしっかりとされています。

静岡大学の渡辺さん、最高です!!!!


>①法人税率下げ検討(1面)

> 日本は法人税が高く、消費税は低いと聞く。
>実際に調べてみた。
>●法人税
> 日本→40.5%      フランス→33.3%
> ドイツ→38.3%     イタリア→37.3%
> アメリカ→40%     英国→30%
> デンマーク→28%
>(2006 KPMGインターナショナル「各国法人税率調査」より)

>●消費税
> 日本→5%       フランス→19.6%
> ドイツ→17%      イタリア→20%
> アメリカ→州ごと異なる、英国→17.5%
> デンマーク→25%    
>                 (WEB金融新聞より)
>こうしてみると、やはり日本は突出して
>法人税率が高く、消費税が低い。
>しかし、デンマークはどちらも各国と比べ高い率だが、
>社会保障の充実さは、有名な話だ。
>もし、消費税率をあげるならそれなりの見返りを
>自ずと期待してしまう。


ここから派生して考えるとしたら、

法人税収の推移と、税収に占める割合を見てみるといいかもね。


日本は、所得税・法人税ともに減り続けていました(2005年くらいまで)

その後、少し持ち直しましたが今年は4割減るってこの間出てましたね。

結果的に、国の税収も10年前と比べると10兆円減っています(50兆強から40兆強へ)


一方で一般会計の歳出はここ10年80兆円を超え続けていますね。

毎年40兆近くが赤字ってことです。


まじやばいっす。

どーすんの、日本!!