日経先物・・・・・9750(+0)
NYダウ先物・・13004(-1)
USD/JPY・・・82.40-41
EUR/JPY・・・108.27-28
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外需セクター中心に主力株は売り優勢の展開。電機・機械・自動車・海運などは売り超過となっている。一方、DeNAは買い優勢。先物はNY市場終値と同値。ドル/円は82円台で推移。豪ドルは84.65-66で小幅に反発している。
マザーズ市場のこのところの低迷の要因は世界的な景気回復であった。つまり、その回復にもっとも恩恵に浴する電機・機械・自動車・海運などの景気敏感株が投資家に特に嗜好されたのである。マザーズは物色の圏外に置かれていたのである。
しかし、ここにきてその世界景気回復に疑問符がつくとどうなるだろうか。当然だが、景気敏感セクターがもっとも下落することになる。一方、これまで不調だったマザーズ市場はどうか。
ドメスティック(国内)な業容で、IT産業という景気に左右されにくいマザーズ銘柄に投資家の視線が向かうのではないか。それが私の(やや希望的な)見方でもあった。つまり、ほぼ一ヶ月ほど前から主力株からマザーズ銘柄へと推奨したのは、いずれ世界的景気回復期待が後退する場面が来るだろうと想定したということになる。
果たしてそうなるのかどうかはむろん誰にも分からないが、今回の下落で投資家の関心が主力外需セクターから国内IT業界の多いマザーズ銘柄に向かう可能性はさらに増したと言える。
DeNAとサイバーエージェントの株価を見ているとそうしたことが起こるのかどうかのおおよその見当がつくだろう。この下げ相場でもこれら2銘柄が下げ渋る動きを見せたり、逆に上昇するようなら私の見方が間違っていないことを示す。
結論から先に言うと高まらないだろう。
昨日のVIX指数は一時17.44まで上昇するものの、結局16.44とこの日の最低水準で取引を終了している。つまり多くの投資家のリスク意識はまだまだ高まっていないことを示している。
昨日の日経平均株価の急落の影の主役はマクロ系のヘッジファンドであった。引き鉄は豪ドルの下落。対円に対する豪ドルロングと日経先物ロングが同時に処分されたのである。買いは徐々に入れるが、売りはいっぺんに出るのでどうしても下落は急激になりやすい。
為替相場ではドル/円が82円台、ユーロが108円。トレンドはほぼ横ばいであって、特に円高基調が復活したわけでもない。過剰流動性相場(バブル相場)では短期的な需給関係に敏感に反応しやすいことはよく知られたことでもある。
今回の株価下落のきっかけの一つはQE3期待の後退にあった。FOMC議事録が材料視された。しかし、バーナンキFRB議長の念頭にあるのは「失業率」と「雇用の増加」のみであって、それらが悪いとなれば躊躇なくQE3を発動するだろう。特に、今年は米国の大統領選の年でもあり、経済に対して積極的にかかわってくる筈である。
日経先物・・・・・9790(-30)
NYダウ先物・・13073(-59)
USD/JPY・・・82.70-73
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欧州株式市場は安く始まった。東京市場の下落が響いているようだ。ドル/円は株安には特に反応していない。
サカイオーベックス(3408)
上昇に転じていた小勢波、中勢波がこの下落で反転下降となった。明日以降で戻れば問題はないが、戻りが鈍い場合は日足一目均衡表の雲下限付近(132円)前後まで下げる惧れがある。いったん処分かそれとも132円前後で押し目買いに入るかだろう。
ネットイヤーGP(3622)
特に変化がない。マザーズ銘柄に投資家の関心が向かってくれば必然的に上昇できる素地が十分ある。中勢波も崩れておらず、日足一目均衡表の転換線(46700円)を抜くと上昇が決定的になる。
ブロッコリー(2706)
特に変化がない。株価調整の峠を越えつつあり、状況はかなり改善してきている。あとは投資家の関心がいつこの銘柄に向かうのかにかかっている。
*短期的に急伸する可能性がある銘柄・・明豊エンタープライズ。
「日本橋梁(5912)」を新たに買いとした。まだ不明な点も多いが少なくとも短期的には買いサインが点灯している。これは明豊エンタープライズと同様である。
*一部市場の主力株は押しなべて調整局面に入った可能性が高い。特に株価が21日MAを割り込んでいる場合はその確率が高いと言える。したがって、そうした銘柄は一旦処分が妥当だろう。乗り換えるならマザーズ銘柄等を薦める。
日経先物・・・・・9820円(-230円)
NYダウ先物・・13095ドル(-36.00ドル)
USD/JPY・・・82.67-69
EUR/JPY・・・109.19-23
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本日の日経平均株価は急落となった。豪ドルが午前中に急落したことで、これと抱き合わせにしてロングポジションを組んでいたCTA(商品先物投資顧問)から日経先物が大量に処分されたようだ。
これで投資家が次々とロスカット処分を強いられ、後場にかけてもその売り物が途切れなかった。ただ、為替市場ではそうした株の下落にもかかわらず値動きは緩慢であり、この急落は株先物だけの問題であったようだ。
処分売りで積みあがった先物が軽くなった分、次に上昇するときは上値が軽くなるのではないか。為替との相関関係で株先物を見るのがこの場合の根幹であるから、この下落は長くは続かないのではないか。
前場段階で日経先物は急落となった。きっかけは豪ドルが対ドルで大きく下げたことによる。先物もこのところ強気マインドが後退していたことから、足元では比較的大きな下落となっている。
ただ、ドル/円が9-13日MAの直下で揉みあっている点などを考慮すると「やり過ぎ」の感も否めない。下落する場合の下値目処は後場レポート内で解説したが、その近辺まで下げると急速に値を戻す展開になるのではないかと思える。押し目買いはその辺りから入るといいだろう。
個別にはこの下落でも下げ渋っているマザーズ指数を勘案するとネットイヤーGP(3622)の押し目買いや目先的に急伸サインが出続けている明豊エンタープライズ(8927)などが面白いのではないか。一部市場の主力株は暫く押し目買いを入れない方が賢明だろう。