Simple is best | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

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バンクーバーマラソン中、顔や名前を見なくても日本人のランナーはすぐ分かります。なぜ?

とても簡単です。よく言えば、ランニングウェアがファッショナブル…悪く言えば、他のランナーと比べると明らかに浮いているんです。他のランナーたちとブレンドしてません。この感覚…日本人のランナーには分かってもらえないでしょうね。それが日本国内では普通なのでしょうから…意味あるんでしょうが、ランニングウェアがとても複雑に見えるんですね。私は特に重ね着とかしないですし、トップはレースやクラブからの貰い物…ボトムは5年以上同じパンツ6つ着回しています。あっ、5年って走り始めた前からジムで履いていたものですよ。しかも、自分で選んだわけではなく、ワイフがそのとき買ってきたものです。ランニングキャップもクラブからの貰い物ですね。基本的にウェアではおカネかけないです。大抵、アメリカでは他のランナーも同じです。すれ違うランナーのウェアの文字を見ながら、あ~このレースに出たのかと思いながらすれ違います。

Simple is best.

ランニングは頭を使うスポーツです。ランニング中に意思決定することがたくさんあるので、ランニング前にどれを着ようかとかコーデに頭を使わず、頭を休めた方がいいと思いますよ。誰かに見てもらうために走るのではなく、自分のために走るんですから…でも、コーデに頭は使うなとは言っても、今回、日本からツアーで来ているランナーたちを見ていて1つ気になったことがありました。たぶんツアー会社から支給されたんだと思いますが、それはもうお揃いのツアー会社の名前の入ったトップを着ているランナーがたくさんいました。それは止めた方がいいですね。基本を忘れてます。レースにおいて初物は禁止です。レース前は食べ慣れないものを食べたり、飲み慣れないものを飲んだり、着慣れないウェアを着たり、履き慣れないシューズを履いたりすることはしてはいけません。必ずと言っていいほどレース中に違和感を感じます。初物は禁止。ツアー会社としては同じウェアを着て集合写真を撮ったり、走ってくれたらいい宣伝になるんですが、そういう思惑に乗ってはいけません。仮にもしどうしても同じウェアで集合写真を撮らなければならないんでしたら、写真を撮った後、そのウェアは脱いでください。