フルマラソンでのトレーニング時間 | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

おはようございます…例のごとく通勤途中です。朝の5時42分です…たぶん、朝の電車内では全部書き切れないと思うので、更新はもしかしたら今夜になるかもしれません…あっ、私、ブログ記事書くときって、最初はiPhoneのノート上に書くんですよ。以前、ブログ上に直接書いてたらクラッシュして書いてたものすべてセーブもされずおじゃんになってしまったことがあるので、念のため直接は書きません。

さて、前回の私の頭の中の葛藤ですが、ある程度の距離と時間を走った場合、ホントに距離を目安に走っていいのかどうか、むしろある上限の時間に達した場合、その時間内で速く走れることに専念し、同じく時間内で距離を伸ばす方が練習内容としてはいいのではないかということをいつも考えていたんです。その反面、いや距離を走らないとメンタル面が強くならないんじゃないかという葛藤ですね。

結論…距離は捨てることにしました。その葛藤をなくしてくれたのが昨日紹介した理論です。

1番生理学的に最適な長距離ラントレーニングの時間は90分から2時間半だそうです。最長でも3時間まで。なぜ、3時間なのか…3時間を超えると有酸素運動の効果が薄れ、筋肉のダメージも大きくなり、ランニングフォームも崩れ始めるということです。これはある意味で実感してました。自分の経験から大抵3時間を超えるとメンタル面有無にかかわらず体がガタガタになり始めてるなと思ってました。また、ランニングシューズの内側が当たり始めるんですよね。当たり始めるということは、ランニングフォームが崩れてきているということです。そんな状態で続けて走ってもトレーニングの質としては2時間半走ったのと変わりないということを言ってましたので、思い切って距離を捨てることにしました。

よくマラソンレース前に32キロ走る必要があると言われるんですが、これって誰もができるわけではない、いや、ペースが遅いランナーは絶対やってはいけないトレーニングです。32キロ神話を信じてはいけないと言ってました。これには根拠があるんですよ。

今でこそランニングブームでランナーの総人口は増えてますが、この32キロトレーニングは70年代80年代の頃の話です。そう、その頃から何一つ変更なしに今まで続いているわけです。なんかおかしな話でしょ?70年代80年代のマラソンランナーは平均で3時間で完走してます。分かります?私の言っていること…3時間完走ランナーと同じトレーニングメニューを4時間、5時間…いや、6時間完走ランナーにも求めているんです‼︎どう考えてもむちゃですよね。3時間で完走できるランナーにとって32キロランはもちろん3時間以内で走れますから有意義なトレーニングであって、5時間近くかかる市民ランナーにとってはかえって意味のないトレーニングになるんですね。また、ケガするリスクも増えますよ。で、ちょっと計算してみました。32キロランを3時間以内で走れ、トレーニングで取り入れられるランナーはどのくらいのペースを目安にしたらいいのか…私の計算ではサブ4を余裕でこなせるランナーにとっては有意義なトレーニングとなりました。私のここでいう余裕とは、マフェトン理論の自分の心拍数範囲内で走れ、常時有酸素運動を最大限発揮することができ、かつ頑張らずにサブ4を達成できるランナーのことです。もし、1つでもこの条件を満たさなかったら、3時間以内で距離を度外視しペースを無理なくあげられるようにトレーニング方法を変更すべきです。

昨日紹介したトレーニング理論は、私をこの結論に導いてくれたので、とてもすっきりしました。

ちょっと追加…それでもどうしても3時間以上頑張って走りたいランナーっていると思うんですが、走る代わりに3時間超えたら歩いて下さい。30分なら30分と決めて歩いて下さい。いいクールダウンになりますし、脳にも3時間半の運動とはどういうものかインプットされるので、利点はあります。これもマフェトン理論で言っていることです。でも、くれぐれも無理しないように…

以上、昨日の理想的な歩数と今日のトレーニング時間が主に目に付いたことですが、折を見て他のことも紹介していこうと思います。