私はアメリカでのプロスポーツの再編化って近い将来必ずあると思います。
前回のブログで言いました通り、アメリカは保守的な国、保守的な人の集まりの国です。なぜなら、アメリカは世界一の大国であり、世界に対しリーダーシップを発揮しなければいけないと自負しているからです。ですので、悪い言い方をすれば、アメリカのやり方に従ってもらいますよ。もし従っていただけなければそのときは制裁を加えますよというおごりがあると思います。でも、そういう虚勢を張れば張るほど、もはやリーダーシップを発揮出来るだけの国力に陰りが出ているのではないかと思います。
ご存知の通り、アメリカは移民の国です。スパニッシュ系、アジア系の全人口に占める割合が年々増加していますので、現在アメリカ社会でトップに立っている白人が少数民族と化すのは時間の問題だと思います。ここサンフランシスコやオークランドではアジア系が市長として選ばれたのも、その動きを象徴するものだと思います。
今後のアメリカでのスポーツ人気の行方は人種の違いも含め、今現在子どもがどういうスポーツをやっているのか、どういうスポーツを観てるのかに左右されると思います。1970年代以前は野球が1番のスポーツでしたが、それ以降はアメフトが圧倒的な人気を誇っています。圧倒的です。野球に比べてアメフトのファン層は4倍の人数です。そんなことを1970年前に誰が予想したでしょうか?こういう背景からも仮に今現在人気があるスポーツでも戦略を誤ればどういう状況になるか分かりません。保守的なお国柄…人種の比率…それらにうまくフィットするための戦略です。
(パート2に続く)
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