わくわくしながらお金を使えた日(3)

昨日の続きです。

最後の用事を済ませ、地下鉄の駅へ向かって歩き始めた私。ふと立ち止まりました。この間、夫と車でここへ来た時、買いたいパンがあるからと言って、夫が寄り道をしたことを思い出したんです。でも、残念ながら、その日は日曜日でパン屋さんはお休みでした

「今日は平日だから、やってるんじゃないかな」

とは思ったものの、パン屋さんの名前も覚えていません。ただ、パンの名前だけは覚えていたので、まずはパンの名前で検索。すると、一発でパン屋さんの名前が出てきましたよ

さっそく電話をしました。なぜって、そのパンはちょっと変わった名前なので、本当にそんなパンがあるのか直接確認したかったのです　それと、お店が何時までやっているかも。間に合わなかったらシャレになりませんから～

次に経路を調べました。どうやらバス1本で行けるようです。スマホの「徒歩で6分」と書かれたところをタップして地図を出し、バス停目指して出発です

地図の上が私のいるところ、下がバス停です。（道順とは反対方向を向いた直角の矢印が何なのかはよくわかりません）

珍しく迷子にもならず、バス停にたどり着くと、そこは閑静な住宅街。車も人もほとんど見かけず、本当にバスが来るのかちょっと不安に。「私が見ているこの風景は幻で、本当は山の中なんじゃ？　猫バスが来たらどうしよう」なんてね

でも、夫の喜ぶ顔が見えるようで、心はわくわくでいっぱいでした
こんな気持ちになるなんて、本当にびっくりです

バスの車内では、スマホの「9駅乗車」と書かれたところをタップして出てくるバス停の名前を、車内放送があるたびにドキドキしながら照らし合わせていましたね。何しろ、どこを走っているのかよくわからないので

さて、バスは無事に目的のバス停に到着しました。渋滞したこともあり、すでにもう真っ暗です。昼間でもよく迷子になる私は、ちょっと不安な気持ちで、スマホ片手に歩き出しましたよ

つづく

【家計簿のつけ方】電子マネーで支払った時