「関係性」を創り出すのは手間がかかる | 藤村正宏のエクスマブログ

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今日は石川県の山代温泉でエクスぺリエンス・マーケティング実践塾の合宿です。
今回は、学校経営、クリーニング店、薬屋、農家、ホームセンター、コンサルタント、ホテル、パチンコ、建築会社、パソコン教室、電機店チェーン本部、などなどの業種の方が参加しています。
みんな、夜遅くまでやっています。


藤村正宏のエクスマブログ-エクスマ塾60合宿
温泉で合宿すると
思考が解放される


毎回思うのですが、お客さまとの関係性を、しっかりと創り出している会社や店は強いです。
そして、関係性を創り出すのは手間がかかります。
だから、すごい価値なんです。
会社って基本的に手間のかかることを嫌いますよね。
なるべく効率化を目指したりする。
でも、関係性をつくるには、効率化を目指すのではなくて、誰でもできるけれど誰もやりたがらないことをコツコツやる。
ブログやソーシャルメディアで毎日、お客さまの知りたい情報を発信する。
毎月、関係性の深いニュースレターを発行する。
季節ごとにお手紙を書く。
誰もができることを、誰もがやらないくらいやると、それは価値になります。
それがすごく重要なんです。
そんな地味なことは言いたくないですけどそれが真理だと思う。
お客さんに向けて、どのくらいのエネルギーをかけるかということ。


リピーターが増えれば増えるほど、会社の利益というのは大きくなっていきます。
それは間違いなくそうだと思う。
でもこれは、今さらボクが偉そうに言うことでもないんですね。
昔からそうなんですから。
江戸時代からそう言われています。
江戸時代の豪商と言われている店では、店が火事になったら何を持って逃げるかを決めていました。
現金や商品を持って逃げるのではなく、顧客名簿を持って逃げるのです。
だって、顧客名簿があればまた商売が始められます。
また立ち上がってやり直すことができる。
既存顧客を死ぬほど大切にするというのは、ボクが言い始めたことではなくて、昔からそれが当たり前だったんです。


手間のかかることを続けて、関係性を創り出していきましょう。
大丈夫、です。
あなただったらできます。
まだ遅くない。
どんなに普通の事も、突き抜ければ価値になるのです。