学校へ行こう~大手進学塾講師が語る中学受験最前線! -16ページ目

読書感想文の書き方

こんにちは!


お盆休みも終わり、そろそろ夏休みも後半戦に突入しますね。

私も、今日から後期の授業が始まっています。


読書感想 毎年、この時期になると、必ず生徒たちから泣きつかれるのが

「読書感想文の宿題」です。


現状、まだまだ中学受験に対する小学校側の理解は、得にくいものがありますので、しっかり夏休みの宿題もやっておかなければなりません。


そこで、スポットの授業(補習扱い)として、「読書感想文講座」を行うのです。


夏休み前半で1回、後半で1回の、計2回がベストな指導だと思っています。


今でこそ、「読書感想文の書き方」というタイトルの本が、書店にも並ぶようになりましたが。

自分の小学生時代を振り返っても、子どもたちの頃を思い出してみても、「読書感想文」の具体的な書き方については、教わらなかったような気がするのです。


「課題図書の中から好きな本を選んで、その感想を400字詰め原稿用紙で2枚書いてくること」


・・・という宿題の出され方をしませんでしたか?


具体的な書き方を教えてもらわないから、2枚まるごとあらすじという暴挙(?)に出る生徒もいたりして・・・(;´▽`A``


そこで、私は下記のような書き方を勧めています。


禁止鉄の掟 → 『あらすじは絶対に書かないこと!』


注意原稿用紙2枚の配分 → 4つに分けます。

(4百字詰め2枚なら、各2百文字ずつ)


1.なぜ、この本を選んだのか?
→ 親や兄弟に薦められたのか?
  タイトルが面白そうだったのか?
  友達に借りたのか?
※ とにかく、具体的に書くように指導します。


2.どこが一番印象に残ったのか?
→ ここは、引用でもOK!
  でも、絞り込ませます。
※ 「なぜこの部分が印象に残ったのか?」を考えさせます。


3.2.は自分だったらどうする(どう思う)か?
→ 自分にも、同じようなことが起こったことがあるのか?
  身近に、そのようなことがあったのか?
  どのような結末になったのか?
※ 「自分の身に置き換える」、これは受験の記述問題でも、

  よく出題されます。


4.これから自分はどうするのか?
→ ここが、一番重要ビックリマーク
  「読書感想文」とは、読むだけではなくて、「どうすべき

  か」考えた結果として書き残すものだ!と力説します。

※ 最近の教育論として、『自学自習』が頻繁に唱えられていま

  すが、究極の目的は学んだことを生かす方法を会得すること

  ですね。


ほとんどのお子さんは、具体的にどう書けばいいのかわからなかっただけで、ひと通り上記のことを説明すれば、サクサク書いて提出してくれます。


今までに、最高に効果があった子は、読書感想文コンクールで入賞しました。
すごく、内向的でおとなしい女の子だったのですが。。。


それ以来、いろいろな本の読後感を手紙にしてくれます。

学校生活でも、友人関係の悩みをお母様に相談されていましたが、自信を持って対処できるようになったとのこと。これは、嬉しかったヾ(@^▽^@)ノ


一方、まったく本を読まなかった男の子は。

私が薦めた本(重松清氏の著作:ここ数年、毎年、どこかの学校の入試で出題されています)を読み漁り、お父様にも読めと薦めたらしいのです。


それ以来、親子で「読書日記」を交換して、親子の断絶がなくなったとのこと。
「でも、書籍代が嵩んで・・・」と、お母様から愚痴られました( ´艸`)


学生時代だけではなく、社会に出てからも、読書の習慣は常に成長のきっかけになると思います。


「本は、生涯の友人」でありたいですね本



いかがでしたか?

ご参考になりましたでしょうか?

ではでは。


次回予告! 「2009年度入試の注目校トピックス」



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モチベーションを持続するには



こんにちは!


毎朝、植木にたっぷり水をやってから出かけても、夜半に帰宅するとすでに葉がしおれてグッタリという毎日が続いています


じっと動かない植木でさえこうなのですから、電車で30分以上もかけて塾に通ってくる生徒はなおさら、体力的にも大変だろうな・・・と思ってしまいますあせる
cup
大人はついつい「子供は勉強が嫌いなものだ」と決め付けてしまいがちなのですが、中には「お勉強が大好き」というお子さまもいるのです。


だから、暑くても、遠くても、勉強のできる場所へ行く。


そういうお子さまに共通するのは、「ぼくは(私は)、将来○○になって、△△したいんだ!」ときっぱり話してくれることです。


つまり、なりたいものがあるから、そのために今はこういう勉強をするのだと、自分の意思で選択している。


結果、成績が良いときも、悪いときもすべて自分の責任であると自覚。


こういうお子さまばかりだったら、理想的なのですが。。。(;´▽`A``



さて。


一般に、『学力』には

 「目に見える部分」と

 「目に見えない部分」の

2つの大きな要素がある、と言われています。


「目に見える学力」とは、いわずと知れた数値化されたテスト結果(偏差値)になるわけですが。


その土台になるのは、下記の4つです。

 達成力

 親子関係

 学習意欲

 学習技術


前述の「お勉強が好き」なお子さまは、この4つの中でもとくに3項目の「学習意欲」が高く、持続しているということなのです。


とは言っても、そこは小学生。


どうしようもないスランプ(停滞期)に陥ってしまうこともあります。


これを、プラトー(高原現象)ということは、以前 にもお話したことがありましたね。


複雑な内容の学習をしていれば、誰にでも当然起こり得ることで、大抵の場合は一過性の現象です。


注意ここで注意していただきたいのは、プラトーはあくまでも「停滞期」であり、決して「後退期」ではないということです。


ですから、野球の選手が打率の落ち時には打撃フォームを改造するように、学習に対する構え(学習方法や時間配分など)を変えてみたり、より高い学習目標に注目することで、この状態は必ず脱出できるということを、保護者の方にはぜひ知っておいていただきたいのです。


そのためには、そろそろ押さえの学校の過去問題を解くという学習が有効になってきます。


本格的に志望校の過去問題を解いていくのは、10月に入ってから。


今の時期は、「来年、僕は(私は)中学受験をするんだ!」という現実を、再認識するために行います。


この『過去問題を扱う』については、


1.なるべく古い年度を使う。

2.問題を解く前に、受験者平均点と合格者平均点を確認する。

3.自分の目標点数を設定する。

4.必ず解き直しを行う。

5.社会科の時事問題や古い資料についての問題は省略。(歴史・地理のみ)


といった点にご注意くださいね。


ただし、押さえとは言っても、非常に難解な問題を出す学校もあります。


保護者の方がさっと確認して、合格者平均点が60点以上なら大丈夫でしょう。


なるべく、実践さながらにやってみましょうね。


今まで入れるばかりだった知識がスムーズに出てくるか、新たな弱点の発見はなかったか。


さまざまな視点からチェックができますし、繰り返しになりますが、何より「本当に受験するんだ」という強烈な意識づけになります。



いかがでしたか?


ご参考になりましたでしょうか?


ではでは。



次回予告!「読書感想文の書き方」



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読解力を上げる学習法!

こんにちは!


最近、帰りの電車で、浴衣を着た女性が目につきます。
都内では、毎週のようにどこかの川岸で花火大会が催されていますし、遊園地でも。。。
猛暑でうだる毎日に、夜空に開く大輪の花火は、一服の清涼剤のように感じられますね。



学習法

さて。


先週も予告しましたとおり、今回は「読解力を上げる学習法」をご案内したいと思います。


毎学期末には、各学年とも個人面談がありまして。


その際、保護者の方から直接うかがう、国語の成績に関するご質問には、下記のようなものがあります。


●「どうしたら国語ができるようになりますか?」


●「文章を読み取れないんです」


●「記述がまったくできません」


経験上、小さな頃から本を読み慣れているお子さまは、国語にそう悩まされはしません。


つまり、国語の得点力アップのためには、『数多く、多種類の本を読む』ということが必要になるのです。(当然じゃない!とお叱りを受けそうですが。これは、動かせない事実です)


でも、いきなり本を与えても、「読む」習慣ができていなければ、宝の持ち腐れになることは必至です。


そこで私は、毎年、小学4、5年生で「国語はちょっと。。。」というお子さまには、『新聞日記』という個別の課題を与えることにしています。


6年生になると、とてもそのような時間的余裕はありませんが。


でも、4、5年生なら、まだ夏期講習に時間的余裕はありますし、何より国語力のアップとともに、学校の自由課題もできてしまうという『一石二鳥作戦』ともいえる秘策です!


『新聞日記』のつけ方 ◆


1)その日の朝刊で、一番自分の気になった記事を切り抜く。


2)切り抜いた記事をノートに貼る。

→ これは、できればルーズリーフがいいです。

  後から追加できますし、記事を貼ると膨らんでしまって裏面に書きにくくなるので。


3) 一度読んで、意味のわからない言葉を赤ペンやラインマーカーで引く。


4) わからなかった言葉を、余白に書き出す。


5) 4)を辞書で引き、その文章に合う意味を書く。

→ できれば、例文まで写せるといいですね。


6) 記事の言いたいことを、1文にまとめる。

→ キーワードや要点を見つける練習です。


7) 自分の考えたことや感想などを簡単に書く。


5、6、7の間には、それぞれ線を引いたほうが、読みやすくなります。


※ あまりぎっしり書かないことが、長く続けるコツですし、余白に保護者の方がコメントを書いてあげると、さらにモチベーションが上がります。


効果 ★


1. ニュースに敏感になる

→ 生きた社会科の勉強になります。

  なるべくアルファベットの略称などにも慣れるといいのですが。

  6年生で学習する公民(政治・経済)では、頻繁に略称が出てきますし、総じて中学受験をする場合、習い事を整理されることが多く、アルファベットを知らないお子さんが多いのです。


2. 辞書を引くことが早くなる。

→ 語彙数が飛躍的に増えます。まだ4年生くらいだと、わからない言葉が出てくると、つい保護者や教師に聞いてしまいがち。早く依存心を断ち切るためにも、忍耐力を養うためにも有効です。

これは、いずれ英語を学習する際に、より威力を発揮します。


3. 要旨・論旨をつかむ力がつく。

→ 新聞記事の基本である5W1Hや簡潔明瞭な文章を数多く読むことで、的確に筆者の一番言いたかったこと(=論旨)が把握できるようになります。


4. 表現する楽しさを知る。

→ 最初はいやいやでも、書いていくうちに保護者の方や教師のコメントなどによって、自分の書いたものの与える影響を知ることになります。

そして、ほめられれば、「もっともっと書きたい!」という気持ちが強くなるのです。

これが、「自分の考えを書きなさい(あなただったらどうしますか)」という記述問題にも立ち向かえる意欲と記述力を生むのです。


最近は新聞を取っていなかったり、お父様の仕事の都合で経済新聞(ちょっと難しい)というお宅もありますが。


夏休みの間だけでも、子供新聞などをとってみてはいかがでしょうか。


本とは違って、新聞のコラムなどは短い文章ですから、意外に続けられるものなのです。


6年生には即効性を求めたくなるので、なかなか難しいとは思います。


しかし、語句調べなどは飛ばして、「読む」→「記事の言いたいことを1行で書く」だけなら15分もあればできるでしょう。


どうしても、国語が苦手という場合、夏休みだけでもやってみる価値はあると思います。



いかがでしたか?


ご参考になったでしょうか。


次回予告!「モチベーションを持続するには」


ではでは。





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