「ない!」から「ある」に変えてテストをしてみよう! | 通販プロデューサー

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売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

『すごいアイデア 「尖らせて売る」ビジネス発想の公式』
(今井裕平著、祥伝社)を基に、「すごいアイデアなんて、ない!」から
独自性を武器にするステップを考えてみます。



 

この本では、才能やセンスに頼らず、誰でも再現可能な公式
を使って独自性と市場性を両立させる方法が示されています。

その考え方を活かした具体的な流れを説明します。

まず、発想の種を集めることから始めます。
すごいアイデアがなくても大丈夫です。

本書では「身の回りの課題や不満」に着目することが推奨されています。

例えば、日常生活で
これがもっと便利だったら
この商品、使いにくいな
と感じたことをリストアップします。

特別なひらめきがなくても、あなたが気づいた小さな違和感が起点になります。
ポイントは自分がリアルに感じることを拾うことです。

次に、独自性を尖らせるステップです。

ここでいう「尖らせる」とは、他と明確に異なるポイントを作ることです。

ここでは、前ステップで集めた種を「極端にしてみる」ことを試します。
例えば、使いにくいペンが種なら、絶対に手が汚れないペンや一生書けるペン
といった極端なアイデアを考えてみます。

本書では独自性は最初に強く出すべきと強調されており、
中途半端だと埋もれてしまうと説きます。

尖らせる際は誰かの役に立つかは一旦置いておき、
とにかく目立つ形にします。

その後、市場性を見極める段階に移ります。

尖らせたアイデアが売れるかどうかを判断するために、
本書の公式の一つである要件定義を活用します。

具体的には、「誰が」「どんな場面で」「何を解決したいか」を明確にします。

例えば、手が汚れないペンなら、ノートを綺麗に保ちたい学生が
ターゲットになるかもしれません。

ここで初めて「売れるか」を考え、ニーズと結びつけます。

独自性と市場性がトレードオフではなく両立可能だと説いており、
このステップで現実的な落としどころを探ります。

続いて、試作用して試すステップです。

ここでは、小さく作って早く試すことが推奨されています。

完璧な商品でなくても、例えば100円ショップの材料でプロトタイプを作り、
身近な人に使ってもらうのです。

反応を見て「尖らせすぎた部分」を調整します。

ここでのポイントは「失敗してもいい」と気軽に試すことです。

著者の実践例(例: wemoのリストバンド)でも、
試作を重ねて市場に受け入れられた過程が示されています。

最後に、尖らせたまま売るを実行します。

本書では最初に尖らせた独自性を維持しつつ市場に届ける
ことが成功の鍵とされています。

販売はミニマム通販形式で、SNSやXで限定20個といった形で告知し、反応を見ます。

売れたらファンに感想を聞き、次に活かします。

本書の事例のように、独自性が強ければ
他にないものとして自然と注目され、ファンが広がります。

この流れは、すごいアイデアがなくても公式
に沿って進めれば独自性を武器にできる、
という本書の核心を反映しています。

気軽に始めてみてください。