PMFの検証方法には! | 通販プロデューサー

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PMFsurveyとは、起業家のショーン・エリス氏が考案した
アンケート方式の顧客満足度調査です。

 



「もしも、その製品が使えなくなったらどう感じるか?」
という質問を顧客へ投げかけ、
次の4つの選択肢から回答してもらいます。

1. 非常に残念
2. 少し残念
3. 残念ではない(それほど便利ではなかった)
4. 製品をもう使用していない

この質問に対して、調査対象のうち40%以上が「非常に残念」と回答した場合、
製品はなくてはならいものであり、

今後も持続的に顧客を獲得できる可能性があるとみなし、
PMFが達成されていると判断できます。

40%という基準は、100社以上のスタートアップ企業の結果
を比較することで決定されています。

NPS®とは、「Net Promoter Score」(ネットプロモータースコア)
の頭文字を取った言葉です。直訳すると後援者スコア益であり、
カスタマーのロイヤルティ(愛着)を計測するためのアンケート調査の指標です。

ビジネス戦略家フレッド・ライクヘルド氏が提唱しました。

その企業および製品を友人や同僚に薦める可能性はどの程度ありますか?
という質問を行い、10から0の11段階で回答してもらいます。

回答の段階を以下の通り分類します。

10~9:推奨者 ロイヤルティが高く、自ら購入と他社への推奨を行う
8~7:中立者 商品に満足しているが、競合商品でも問題はない
6~0:批判者 商品に不満があり、悪評を広める可能性がある

推奨者の割合 ー 批判者の割合 = NPSスコア となり、
-100% 〜 100%で表されます。

NPSはロイヤルティ測定指標であるとともに、
業績との相関があるといわれており、
日本でも採用する企業が徐々に増えています。

NPS® は登録商標されています。

リテンションカーブ
リテンションとは、維持や保持といった、


引き止めることを意味する言葉で、
マーケティングで使う場合は「既存顧客維持」を意味します。

リテンション率は、新規顧客が一定期間内において
製品を再度使用した割合です。

この数値の高さは、製品に対する満足度が高いことを示します。

リテンションカーブは、リテンション率を縦軸、
製品リリースからの期間を横軸に設定したグラフです。

グラフがリリース以降にゼロにならず、横ばいの状態になっていると、
継続して利用されているという意味となり、
製品はPMFを達成している可能性があると判断します。