ブランドとセールスを両立する6ステップとは? | 通販プロデューサー

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売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

2016 〜 17 年ごろから LP の傾向が
少しずつ変わってきたように感じます。

時代の流れが反映されています。



機能性や価格など、製品特徴をアピールする
「The 通販」的な売り方は、ブランド独自の世界観の中で
さらっとセールスを行う、メッセージ性を重視した売り方と言えるでしょう。

消費者にとってのブランドイメージは、
多くの場合、LP などの Web で最初に出会う
クリエイティブメディアで決まるからです。

ですが、最近になってブランドイメージに
影響を与える売り感の強い表現は控えめになりました。

ブランド認知拡大を意識した「売りながらブランディングする」LP が
一気に増えました。

その傾向は 2019年より顕著になっている印象です。
ブランドとセールスを両立すると、LTV も上がります。

個人的には、ブランドとセールスを両立する6ステップは
・ブランド開発
・戦略設計
・情報発信
・ファンコミュニケーション
・ファンレベル向上
・共創
が大きな枠組みのような気がします。

その象徴といえるのがクラウドファンディングです。

「エシカル消費」や「SDGs」や「環境系」に優しいことを
売りにしながらブランディングする
新しい通販(販売方法)は、結果として
もう1 つ大きな副次的効果を生み出しています。
定期購入以外での LTV を向上させています。

機能性や価格で製品を選ぶお客様は、
ほかに優れた機能性やおトクな製品を
見つけるとすぐ目移りして、ライバル製品に
カンタンに乗り換えてしまいます。

一方、売りながらブランディングする
新しいタイプのクラウドファンディングについては、

ブランドの世界観や考え方に共感して買った支援者は、
事業者側が自社サイトを展開したときに既にファンに
なってくれているという、目新しいタイプのデータが見られました。

この場合、ブランドそのものに惚れて支援しているので
他社に目移りしにくく、リピート購入を頻繁にしてくれるようになるのです。

ブランディングの肝は、製品の機能だけではなく、
世界観の統一にあります。

しかも、社会性や取り組み内容が環境問題に
考慮しているかどうかも、重要なポイントになります。

売りながらブランディングするクラウドファンディングの LP は、
「製品をつくる前に売る」昨今のマーケティング手法として重要です。

しかも、LTV 向上にも貢献するブランドの世界観や考え方に
共感して買った支援者のほうが、目指すビジョンを共有してくれます。

機能性や価格だけで購入を決めたお客様よりも
リピートしてくれやすいのです。

今まではとにかく売ることと、顧客獲得重視の傾向が強かったのですが、
今後はレスポンスを獲りながらブランディングも並行して実現できる
 LP、「売れ続ける」仕組みとして機能するLP が、価値ある
クリエイティブとしてポジションを取っていくでしょう。

訴求を変えても、オファーを変えても、表現を変えても
AB テストを何度繰り返しても数字が伸びない。