リサーチをしてコンセプトの切り口を作る方法 | 通販プロデューサー

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リサーチをしてコンセプトの切り口を作る方法に
ついてお伝えします。


最初にやることは、
ターゲットの不安や悩みを聞き出すことになります。

ターゲットの不安や悩みを聞き出す方法として、
直接ヒアリングやオンラインのQ&Aサイトや座談会
を活用することが可能です。

また、検索サイトやアナログの情報源からも
一般論ですが参考になる情報を収集することもできます。

さらに、ネット上のツールやサイトを
利用してキーワードの検証を行うことも重要です。

自身がターゲットに合致する場合は、
自分の体験からキーワードの候補を選ぶこともできますが、
客観的な検証も必要です。

具体的な例として、生きづらい世界を一生懸命に生きる人
の悩みや不安を考える場合、疲れやすさや表情の曇り、
輝きたいという要素が挙げられます。

最終的には検証を重ねて「疲れやすい」という
キーワードが有力なお宝キーワードと
して選んでいくような手順になります。

ターゲットの不安や悩みを聞き出すためには、
複数の手段を使って明確なキーワードをリストアップします。

その後にテストや座談会で刺さるワードになるのか?
などの検証を行うことが大切です。

ネット上のQ&Aサイトや他社のカタログ、
雑誌からの情報収集も有用です。

ツールやサイトを活用してキーワードの
適正性を検証する方法もあります。

私が開発に関わった「ターゲットサーチ」というツールは、
質問数や検索ボリューム、動画数、競合性、妥当性、
広告の効果などを総合的に判断することが可能です。

ツールである程度、絞れたら次はGAP(ギャップ)を
作り魅力的に見せる原型を作ります。

ギャップをつくるときに使用できる切り口として、
次の9個がありますから、参考にしてください。

①価格訴求
②限定感
③実績訴求
④不安、悩み訴求   ←→   安全・安心訴求
⑤年齢訴求
⑥実感訴求(気づき)
⑦トレンド・新規性訴求
⑧歴史訴求
⑨機能性訴求(スペック)

それぞれ、簡単な事例も列挙しておきましょう。

①価格訴求  例: 「1日3プッシュで 30日も使用できる!」
②限定感    例: 「50個限定生産!」「期間限定!20%オフ」
③実績訴求  例: 「過去 15万件の相談実績!」「楽天市場4年連続ナンバー1」
④不安、悩み訴求  ←→  安全・安心訴求
例:「毎日ヨーグルトを食べているはずなのに、腸の調子が悪い」
 →「実は、腸によいのは乳酸菌ではなくビフィズス菌なんです!」
⑤年齢訴求  例: 「60歳なのに、この肌の質感!」
⑥実感訴求(気づき)
例:「自分がいかに責任感がないのかを、この○○○を通して知りました。
⑦トレンド・新規性訴求
例:「いま、女子高生の間で人気沸騰中!」
⑧歴史訴求  例: 「780年続く由緒正しきお寺」
⑨機能性訴求(スペック) 例: 「他社比 60%の燃費改善!」
です。