通販のお試しLPが特定商の改正や広告規制に伴い
記事LPやクイズ型のLPが最近のトレンドになっていますね。
いずれも事前学習型ですが、
その多くは、解決ポイント型です。
他にも放置リスク型があります。
順番に説明をしていきます。
幅広い商品やサービスに当てはまりやすいのが
解決ポイント型
です。
「課題への共感」
→
「原因の深掘り」
→
「解決策」
と進むのが、基本的な流れです。
たとえばお肌の法令線系の化粧品であれば
初めに「はぁ…マスクは外した法令線ってなんとかならないかなぁ」
といった、ターゲットユーザーの悩みを提示。
せっかくのコロナ後オシャレも決まらない・
デートも心から楽しめない・
年を重ねるごとにどんどん法令線が深くなっている気がする
といった具体的なシーンを交えて、
ユーザーの悩みへの共感を示します。
解決ポイント型のシナリオ例
課題への共感に続いて、悩みの原因を
深掘りしていきます。
スッキリのカギとなるのは
実は●●成分ですが、
●●は年齢とともに
どんどん減っていくのです。
例えば・・・・
このようにユーザーの興味を惹きつけたうえで、
大切なのは、●●と▲▲を一緒に摂ること
単に●●を塗るだけではだめなんです。
●●の強みを活かす▲▲を
一緒に塗ることがポイント
と解決策を説明します。
LPで販売する商品が、悩みの解決策として
ユーザーに受け入れられやすい
下地を作ります。
そのうえで商品の特徴を伝えて、信頼性を訴求します。
その後、オファーとともにLPへの
リンクボタンを表示します。
この一連のプロセスを踏むことで、
購買意欲の高まったユーザーを
LPに送りこめるのです。
次に放置リスク型
です。
初めに課題を提示するのは
解決ポイント型と同じです。
しかしながら、このまま放っておくと大変なことになります!
と危機感をあおったうえで、解決策の提示に進むのがポイントです。
PASONAの旧型の型と同じです。
ユーザーにとって、今すぐ悩みや痛みが
顕在化していない商品アイテム
または、トクホや機能性表示食品
などのサプリメントでよく用いられます。
その生活習慣でホントに大丈夫?
といった見出しで、ユーザーにとって
身近に見えるよう問題を提示します。
実は、50代の平均的な野菜の摂取量は、
目標摂取量に対して 25%も足りていない
といったデータも示して、読み手の関心を惹きつけます。
この段階では、ユーザーの多くは
今のままではマズイとは実感していません。
そこで、野菜不足、放っておくと大変なこと
にと危機を喚起します。
野菜不足が悩みの原因になること、
さらには生活習慣に起因した身体の
変化の原因にもなるといった、
衝撃的な事実を示します。
事実を頭で理解したとしても、
人間の多くは普段の行動は変えれません。
そんなユーザーを購入にまで落とし込むため、
行動の足かせとなる課題に共感します。
でも実際に毎日の食事から
これだけの量の野菜を摂るの
はさすがに難しいですよね。
でも将来の健康が脅かされるのも困る。
大丈夫です。
今回は手軽に缶1本で・・・
という展開でシナリオが続きます。
そのうえで野菜不足を解決しなければならない
という悩みと毎日野菜を摂るのは難しい
という課題の両方の解決策として商品を
紹介すれば、LPへと自然に誘導できるのです。
今回ご紹介したフレームワークを、
自社の商品なら、どのシナリオが当てはまるか?
という視点から、ぜひ活用してみてください。