その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのかを見える化する技術 | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

自宅のリビングにて

インドにいる日本人経営者がついに
チャーター機で日本に戻ってきます。
子供さんのことが心配ということで
会社はインドの従業員に任せるとの
ことです。

日本のイレギュラーは、インドではノーマル
みたいなレベル差があります。

たくましさを身につけないといけませんね!



本題へ

今回の私のキーワードは、ノーマルです。
そのキーワードにふさわしい本があります
ので共有します。

日経クロストレンド社から「ニューノーマル時代の
ビジネス革命」です。

この中にあるキーワードを少し
解説して共有したいと思います。

なぜかと言いますと、
今、新しい働き方改革がコロナの
影響で一気にスピードアップ
されているからです。

しかも、非対面が前提のビジネスモデル
が必要だからです。

この本の中では、アフターコロナに稼ぐ
4つのキーワードが掲載され
しかも企業の取り組みが紹介されています。

まずは、先取りキーワード
1)トレーサビリティ(流通経路の一気通貫でトレースする)
2)フレキシビリティ(柔軟性)
3)ミックスドリアリティ(複合現実:MR)
4)ダイバーシティー(多様性)
です。

この中でもニューリテール(新しい小売の在り方)
に最も関係しているのがトレーサビリティです。

この書籍のトレーサビリティの概念で私がうなった
ことは、トレーサビリティは、
3つに分解されるということです。

トレーサビリティ
=都市・社会
=生活・働き方
=流通・小売り
です。

トレーサビリティが身近でイメージしやすいのが
スーパーアプリとの連携です。

ちなみに、スーパーアプリとは、
SNSの機能をスマホで内包する
ことを定義しています。

もっと簡単に言いますと、
個人と実店舗やサービスを紐付けるアプリになります。

LINEがまさにそうです。
コロナ時代のデータの活用法は、
購買履歴と買い物行動の活用に欠かすことが
できません。

書籍の中の事例では、高輪ゲートウェイの無人コンビニ
人件費80万円の削減効果という内容があります。


私も体験してきましたが、一度に入ることができる
人数は7名で天井に50個のセンサーとカメラが設置を
してお客様が手に取る商品の画像をAIで認識をしています。

棚に仕掛けられた重量計から商品情報が転送される仕組みです。
レジでは交通系決済でスマホ完結します。

この一連の流れは、これからの常識になっていきます。
無人でも商品をピックアップして
決済を完了させる流れをトレーサビリティ
することが可能です。

背景には、5Gが目前に迫っていることがあります。
4Gと比べ約100倍の速度で、大容量の通信が可能となる5Gは、
自動運転やIoTによってあらゆるものにつながる
コネクティッドフリーの世界
ひいてはアンビエントコンピューティング
の世界を現実のものとします。

マイクロソフトさんは、
既にミックスドリアリティを提唱さて
5Gの拡大を追い風に、
一般社会にも進出してくることになるでしょう。

一般社会に浸透すれば、
街で遭遇するあらゆる物体の情報はゴーグルの
画面上で検索が可能となります。

これは人々の働き方を
劇的に変えることになります。

日本で一番、平均年齢の給料が高いことで
有名なキーエンス社は、精密機械の品質管理を
測定する技術が世界一です。

そのキーエンス社は、
品質管理には欠かせないシステムとして
「トレーサビリティ」の概念をあげています。

その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか
を見える化することが可能です。

原材料の調達から生産、そして消費
または廃棄まで追跡可能な状態にすることです。

ニューリテールに置き換えると
受注から出荷、決済から使用してリピートするまでを
トレーサビリティできる日が近いということになります。

ワクワクが止まりませんね!