ネット通販では、 「いかに商品を売るか」の新しい流れとは? | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

多摩大学の教務室にて

本日で秋学期が終了しました。

あっと言う間の1年でした。
来年で3年目になるので更に、
ビッグデータの活用法について

事例を精査して学生さんにも
共有していきます!


本題へ

いままでのインターネット通販では、
「いかに商品を売るか」
だけが重要視されていました。

今回もこんな質問がありました。

MR(メディアレーション)についてご相談です。
転売屋対策を終え、約2ヶ月が経過しました。

MRが計算できる状況になりましたので、
計算したところMR0.53という結果でした。

広告費10万で1ヶ月で12個しか売れず、
2か月目に7名が残りました。

LPの内容を変える必要がありますでしょうか。

現状、記事LPページはなく、グーグル広告から
ダイレクトにLPに飛び、購入という流れです。
よろしくお願い致します。

ちなみに、
広告の数値です。
下記数値で宜しかったでしょうか
グーグル検索広告
表示回数:266,346回
クリック数:793回
クリック率:2.70%
平均クリック単価:59円

グーグル ディスプレイ広告
表示回数:266,346回
クリック数:1,456回
クリック率:0.55%
平均クリック単価:41円

まずは、こちらの問題解決ですが、

1点目
MR0.53なので、TOPのコンセプト【切り口】を
修正してABテストをしてください。
TOPの修正のみで大丈夫です。

2点目
3000文字以上の記事LPから飛ばす方法も
テストするので、成分をベースに書いてください。
決して、効果あるなど薬機法に抵触しないようにしてください。

3点目
12個しか売れず7個が残りました、とは何を指していますか?
詳しく教えてください。

このようによく耳にする
インターネット通販のリスティング広告は、

まさに、DRM
(ダイレクトレスポンスマーケティング)
という販売手法ですね。

簡単に言いますと、リスティング広告で新規を
獲得してガリガリ広告を回して
売っていくという方法です。

しかし、

今では、インターネット通販は、DRMのような
広告から直接商品を販売するスタイルではなく、

販売者がSNSなどを利用して、
自社の商品の価値を知ってもらい、

消費者との信頼関係を作って、
ファンになってもらって初めて、
商品を購入してもらえる時代に突入しています。


UGC分析によるインサイト発掘手法です。

人気youtuberやインスタグラマーが使っている商品が
一般的な広告を使って販売するよりも
何十倍、何百倍も売れるのは、

「ファンとの信頼関係ができているから」
こそできることなのです。

そして、

ファンと信頼関係を築くのは、
会社の大小に関係なく、
小さな会社であっても可能です。


ファン化のためのキーワードは

「共感」「体験する」「シェア」
のUser Generated Contents
(ユーザー生成コンテンツ)」です。

PRやリスティング広告などではなく、
SNSでの投稿やブログ商品レビューなどの
既存ユーザー自身が作成した
商品やサービスのPR効果
につながるもののことを指します。

ネット通販の事業者が作成することなく
既存のお客様がどんどん生み出していく
コンテンツなので、うまくいけばネット通販企業が
マーケティングを推し進めなくてもよいのです。

既存のお客様が楽しみながら
プロモーションを行ってくれるすらあります。

これについては、
私のyoutubeでも
お話させていただいておりますので
ぜひ、一度チェックしてみてください。

https://smail.omee1.com/l/03f5zZ/um1OVsyr/


ここまでの話をまとめると、
令和時代の通販で成功するためには、

DRMという従来の考え方に加えて、

シェアや共感といった要素を
融合することが必須です。

ファン化するための
デジタルとアナログの融合方法を
マスターしてみてください。

従来型のDRMだけを行っていても
新規獲得コストが高騰し、
事業がうまくいかなくなってきます。