エディーHCから学ぶ。戦略を立てるときの3つのポイントとは? | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

自宅のリビングにて
 

日本代表前ヘッドコーチ(HC)のイングランドが、
ニュージーランドを撃破しました。


イングランドを決勝に導いた手腕は凄すぎます。

戦略を明確にして2年かけて

このオールブラックスを打破する戦術を
徹底的に繰り返したそうです。


ビジネス
も同様に戦略を立てるときの3つのポイント
です。


戦略からの戦術の順序で立てること
自分の現状をしっかり把握すること
目的を常に意識し戦術を立てること




本題へ

 

こんな質問がありました。

医者のエビデンスを販促資料に使用する気はありませんが、
サプリメント等興味をもった消費予定者が


何を摂取していいか分からないとあらゆる角度から
WEB検索してビタミン+ミネラルというものがのちのち
効いてくるのではないかと思いました。


(確かに効率よくバランスを考えて作られているのだなと)


青汁製品、美容サプリメント等が栄養成分表示にすると
殆ど一包(一回)あたりでは栄養がとれないという現状を知りました。


私の考えは栄養成分表示にしっかりビタミン、
ミネラル、食物繊維の一日推奨量を表示して
自信を持って(配合量担保して)宣伝したいと思っています。


というコメントを頂いたのですが、
戦略なき決定はあとで痛い目に会います。


そもそも、戦略とは

戦略とは、一般的に特定の目的を達成するために
長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術、
科学であると書かれています。(引用:Wikipedia)


私の戦略の定義は、捨てることです。
一言で言えば、進むべき方向性です。


・成果を出すために何をするのか?
・何を捨てれば効率的なのか?


など総合的な準備、計画、運用の方策です。
目的を達成するために立てるシナリオと置き換えることが出来ます。


一方、戦術とは、
作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を
効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術で
あると書かれています。(引用:Wikipedia)


つまり戦術とは手段であるオペレーションです。


戦術は戦略を実現させるための手段であり、
成果を出すための具体的な方法を指します。


経営者の多くが勘違いしている戦略と戦術の違いなんですが、
実は多くの企業が、戦略と戦術を
十分に区別しないまま経営を行なっています。


経営者は「戦術」を「戦略」だと
思い込んでいることが多いのです。

今回も件も同様です。

配合量担保して宣伝したいのは、
あなたの勝手であってお客様への価値ではありません!


このように、戦略は、WHAT(目的)です。


・何をすればいいのか?
・何をすれば儲かるのか?

という基本的な根幹から考え、
企業の進むべき方向を考えることが戦略です。

また、戦術とは、HOW-TO(手段)です。

現状の延長線上でやり方や方法を改善したり、
業務を効率化したりすることが戦術と言えます。


戦術と戦術の違いを具体例で解説しますね!


今回の質問の案件でいえば、

Aさんの会社の目的が「本物を提供する」です。

この目的を達成するために、まず戦略を考えていきます。

勝負する場所にも寄りますが通販で勝負するためには、
ファネル化ができていないといけません。


そこで目的を実現するための戦略として
1年で億超えするという目標を立てます。


そうすることで新規顧客の流入をインターネット
経由にするという戦術も生まれます。


この流れをまとめると

目的:本物を提供する
戦略:1年で億超えする
戦術:新規顧客の流入をインターネット経由にする


となります。


まず「本物を提供する」という明確な目的があり、
その目的を達成するためのシナリオが
「1年で億超えする」こと。


そして1年で億超えするようにするために
「新規顧客の流入をインターネット経由にする」
という手段があります。


この戦術の場合、「新規顧客をインターネットで
獲得する」スケジュール通りできるのか?
という疑問が残ります。


このように、戦略があるからこその戦術であり
戦術と戦術は一緒のようで役割が全く違うのですね。


戦略→戦術の順序で立てるのですが、
年間で億超えするのに、新規に依存した広告では
厳しいのです。


よって、戦略が明確であれば、このような目先の
おいしいお話しには、食いつかないものです。


戦略を実現するための戦術なので、
戦術そのものが無意味なものになってしまうのです。


今回は、なぜ厳しいかと言いますと
自社の現状をしっかり把握していないからです。


自社の現状を把握することです。


目的に向けて戦略を考える際に、
今自社はどのくらいの位置にいるのかと


いうことを把握していなければ
最適な戦略を導き出すことはできません。


自社の持っている力、自社にしかない強み
を徹底的にリサーチしないと
UVPではないので、戦術がいきません。


競合はどこにあたるのか?
どのようなことをやっているのか?


などもしっかりリサーチをし、
競合も視野に入れた戦略を練りましょう。

 

追伸

3つの数値を押さえるとは