ブランドストーリーの構築を重要視してきた企業から学べること! | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

銀座の事務所にて

 

ZOOMを終えて感じたこと、


大切なことは、
フロントエンド商品、ミドルエンド商品、バックエンド商品
という三角形の漏斗のカタチや名前ではありません。

 

価値提供です。

 

価値提供の主語は、【わたし】ではなく、【あなたのために】です。

その上で、価値の源泉を言葉化してください。


なぜ購入する必要があるのか?


なぜ、今なのか?
なぜ、あなたからなのか?

この3つが交わった箇所が価値提供の源泉になります。

 

 

本題へ

 

あなたはこの有名なフレーズを聞いたことがありますか?
ブランドとはストーリーだ。
見た目でも性能でもない。


そして、「日本には素晴らしい技術がある」

日本の会社にはそのようなビジョンやストーリーが無いのだろうか。


決してそんなことはありません。

 

世界にある創業200年以上の企業の約50%を日本の

会社が占めていることを見ると、欧米の名だたるブランド達

よりも深い歴史が隠されています。

 

実は、ストーリーは確実に存在しています。
しかしそれが伝っていないのです。

 

「技術だけが価値だ」と思っているからかもしれない。
価値の変遷にまだ気付いていないのかもしれません。

 

伝える努力をしていないのだとしたら、非常にもったいないことですよね!

ルイ・ヴィトンが旅行鞄メーカーから始まったこと

エルメスが元馬具メーカーから始まったこと

 

誰もが一度は耳に挟んだことがあるかと思います。

 

そのルイ・ヴィトンですが、彼らは旅行鞄メーカーとして

創業したという「ブランドストーリー」を「旅」というテーマにまで

抽象度をあげました。

 

それを『ヴィトンらしさ』として掲げています。


そうすることにより、旅行鞄だけに留まらず、

衣服や靴、財布など『ヴィトンらしい』ライフスタイル

そのものを提案することに成功しています。

 

この「旅」というテーマには「人生そのものこそが旅だ」と

いうメッセージも隠されています。
これが裏メッセージになります。


マーケティングでいう、裏の欲求とも言います。

 

このようにストーリーによって消費者の心を掴む動きが

今いろいろな業界で起こり始めています。
ブランドとはストーリーそのものです。


私が好きなルイ・ヴィトンやアップルだけが

ブランドではありません。


多くのネット通販のビジネスにおいても同様のことができます。

ブランド価値が高い企業とそうでない企業の差は、

ビジョンへの共感や価値観の共有といったストーリーの部分だけです。

 

Red Bullは、
「Red Bull Gives You Wings!」
のどが渇いたからじゃない。

翼を手に入れるためにレッドブルを飲め。

 

NIKEは、
「JUST DO IT」
言い訳するな。とにかくやれ。

 

決してその製品の良さではないのです。

彼らが提供するものは彼らの“Mission= 信念”です。

 

エナジードリンクでもランニングシューズでもありません。

そのためのヒントは、これです。

 

Why → How → What


の順番で考える!

 

サイモン・シネックが提唱

したゴールデンサークルという考え方があります。

これは、人に何かしらの情報を伝え、


行動を促したい時、「Why・How・What」
という構成要素が存在し、「Why」から

始めることの重要性を説くものです。

 

TED動画や書籍「Whyからはじめよ」によって、日本でも広まりました。
「Why」(なぜ)というストーリーの意味付けを考えます。

 

その上で、他の企業との差別化を図るための

価値の源泉を文字化していくのです。

 

そして、ブランドとして消費者に認知されるためには、

あなたの共感が必要不可欠な時代なんです。

 

追伸