コア・コンピタンスとは結局何なのか? | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

銀座の事務所にて

 

好きなことで毎月無理なく10万円稼ぐ方法の助女性向けの
書籍の中に3つの輪があります。


この3つの輪とは、3C分析と呼びますが、
他社が言っていない唯一無二の価値を創り出すのに
必要なフレームワークです。

 

今回は、この価値の伝えた方を
MBA的にお話をしたいと思います。

 

小さな会社 ネット通販億超えのルール【すばる舎】

 

 

本題へ

 

経営の中で言われるコア・コンピタンスって知っていますか?

もっと端的に伝えると言葉を聞いたことがありますか?

 

経営・ビジネス用語としては有名な言葉であるコア・コンピタンスです。

 

経営・ビジネス用語の中には曖昧なイメージがある言葉が多く存在します。

シナジー、マーケティングもその一つです。

 

今回はそんな用語の1つであるコア・コンピタンスについて考えていきます。

 

コア・コンピタンスの定義についてお話を致します。

コア・コンピタンスはもともと、

ゲイリー・ハメルプラハラードがハーバード・ビジネス・レビュー

に載せた論文の中で登場した言葉だと言われています。

 

以下の3つの条件を満たす自社能力がコア・コンピタンスです

顧客に何らかの利益をもたらす競合相手に

真似されにくい複数の商品を市場で認知される

この3つの条件、


・価値提供
・模倣可能性の低さ
・応用性

 

を満たす自社ができることががコア・コンピタンスということになります。

 

コア・コンピタンスを考えるにあたって、2つの言葉

 

・ケイパビリティ
・経営資源

 

についても共有します。

 

ケイパビリティとは、企業が持つ、または「できる」とする組織的な能力のことです。

ケイパビリティは「自社のできる」能力と捉えることができます。

 

コア・コンピタンスは
・価値提供
・模倣可能性の低さ

 

の条件を満たす能力です。

 

次に、経営資源ですが、

人的資源(ヒト)、物的資源(モノ)、経済的資源(カネ)、情報資源(情報)

の4つ要素で構成されています。

 

企業が事業活動をしていくうえで使うことになる有形・無形のことを言います。

 

どのような資源を持っているかによって経営戦略は変わります。

どの資源をどの程度どこに投下するのかが経営です。

 

そんな大事な概念である経営資源ですが、

ケイパビリティとの違いはわかるでしょうか?

 

実は、「資源」と「能力」の差となります。

 

経営資源はあくまで資源でしかなく、

それ自体に新たな価値を生まれることはありません。

コア・コンピタンスを得るための方法がいくつか考えられます。

 

「見つける」

1つは、既存のケイパビリティの中から、2軸の軸になる付加価値を満たすものを

「見つける」方法です。2軸の縦横軸になれる

切り口がコア・コンピタンスとなり得る可能性があります。

 

この方法は、実はすでにある事実をコア・コンピタンスということになります。

認識することで活用できます。

一般的にはこの1つ目の方法によってコア・コンピタンスの発見になります。

 

「創り出す」

2つ目は、今持っている経営資源の組み合わせで2軸を創り出すことです。

SWOT分析などのワークフレームが有効です。

 

この方法によるコア・コンピタンスの創造ができることは、

企業の成長可能性の強化になります。

 

「獲得する」

3つ目は、条件を満たすようなケイパビリティの元

になる経営資源を「獲得する」ことです。

 

どんなスキルを持った人、どんな技術、どんな企業文化が有効なのか。

これらのことを考え続けた結果、生まれるコア・コンピタンスです。

 

コア・コンピタンスは競争優位になります。

すなわち企業の戦略のポイントとなるものです。

 

企業が成長し成功するための技になります。

ぜひあなたのネット通販のマネジメント

組織のコア・コンピタンスを見つけ出しましょう。