お客さま視点で商品コンセプトを作れと言われるけど具体的にはどうするの? | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

かんき出版社さんにて

【女性は楽しいが仕事♪】
8月末の 打ち合わせから3ヶ月

こんな嬉しい投稿があがっていたので共有しますね!

監修頂いた西村公児さん
とりまとめ下さった加藤 あいさんにより
原稿提出が完了しました😊

私にとって忘れられない3ヶ月❗
たくさんの思いがあります
一生忘れられないと思います

たくさんの経験が詰まった1冊✨

2/17(日)❤出版記念パーティー❤
ご予定頂けたら幸いです

今後とも宜しくお願い致します😊

女性は楽しいが仕事ですを実現するための
プロジェクトの船出式が始まりました。

 




本題へ

通販ビジネスの商品コンセプトの作り方について共有します。
その前にそもそも「コンセプトとは何?」
と聞かれて、明確に答えることは可能ですか?

辞書的な意味は、「概念」です。
しかし、通販ビジネスにおいては「一言で言うとどう凄いのか?」
になってきます。

通販ビジネスのコンセプトに限らず、
ビジネスの世界ではカタカナ用語がたくさん存在します。

これらの言葉は定義付を明確にするだけで
成長スピードが変わってきます。

商品コンセプトについて共有する前に、
「コンセプト」の定義を決めて共有します。

通販ビジネスにおけるコンセプトとは
前述通りで、「一言で言うとどう凄いのか?」
です。

別の言い回しをすると一貫性がある主張(テーマ)のことです。

商品コンセプトで言うと
「何を主張した世界観の商品なのか」
になります。

商品デザイン
販促物デザイン
ネーミング

は、商品コンセプトに沿って、一貫性を持たせる必要があります。

その結果、コンセプトを通して一貫性がある商品
に変身されてきます。

なんとなく、イメージが湧いたでしょうか?

では、ここから、本題の通販のコンセプト作りの話を共有します。

お客さま視点で商品コンセプトを作るがとても
重要です。

プロダクトアウトではなく、マーケットインの発想
になります。

どんな商品コンセプトでも
売れなければ意味がありません。

売れる商品を作るためには、
お客さま視点が必須になります。

よって素敵なデザインではなく、
魅力な商品コンセプトである必要があるのです。

魅力的な商品コンセプトを作るためには、
まず、ターゲットを明確に
ハッキリさせておくことが大切です。

ターゲット顧客から「これは素敵です。
そんな商品だったら欲しい」
と言われることがコンセプトの最初の第一歩に
なります。

ターゲット顧客を絞り込むことにより、
顧客の問題やその先にある欲求が見えてきます。

20代の女性と50代の女性では、
お肌の悩みが違うように、
ターゲットが違えば、問題や欲求が違うのです。

よって、反応するコンセプトも変わってきます

まずは、この考え方がわからないと
いつも同じコンセプトで良いと思って市場とミス
マッチします。

ターゲット顧客がどんなニーズや
ウォンツを持っているのかを考えてください。

商品コンセプトを作ってから商品のそのものを作る
ことになります。

商品コンセプトを作るためには、
ターゲット顧客のニーズやウォンツを調査します。

ターゲット顧客によって魅力的な
商品コンセプトを文字化した上で
実際の商品作りのプロトタイプを作っていきます。

これが、正しい手順です。

しかし、わたしの通販コンサルティングのグループ
セッションに来られる経営者の中には、
実は、もうすでに商品があるんです、と言って
来社されるケースも多いのが実態です。

これから後つけでコンセプトを決めたいんです、
という経営者もいます。

残念ながら、もう作ってしまったものは仕方ありません。
しかしながら、次回の商品企画には活かして欲しいですね!

これから共有することは、商品を作る方や、
もう商品を作ってしまった方にも使える
通販の必殺技でもある、商品コンセプトの作り方です。

ぜひ、マスターしてみてください。
では、魅力的な商品コンセプトの作り方
について共有します。

通販の商品コンセプトの作り方ですが、
物凄くカンタンな科学的な方程式で作れます。

その方程式とは、
「ワクワク&できること」+「数値」
です。
たったのこれだけです。

少しビジネス的にするために抽象度をあげて解説を
させて頂きます。
「できること」とは、
他社がしていないこと
使い方動画
保証制度
流通システム
品質保証
などです。

小さな通販会社は、価格帯は
タブーな領域です。

痩せるまで退会できないダイエット・プログラム
などのコンセプトは
結果にコミットほど強くはないですが、
今も立派に成立しているコンセプトです。

より視覚的なインパクトがあると分かりやすくなります。

ワクワクとは、
問題解決した後のベネフィットになります。
〇〇が手に入る
などの構文にはまると良いです。

このワクワクとできることをセットとして考えます。
「ワクワク&できる」です。
最後に、数値を足すとは、
他社よりも優れている「品質」や「実績」です。

たとえば、「自社史上最高品質」
「業界NO1」・「モンドセレクション金賞受賞」・「社歴100年」
などです。

具体的な数字です。

この組み合わせで魅力的なコンセプトが作れるのです。

以前私が作った、コンセプトを紹介します。

「50名の皮膚科の専門家がプロデュースした、
美容師のための手にやさしくシワシワにならない、
国産100%の自然エキスボタニカルシャンプー」

美容師なら、興味がそそられる商品コンセプト
になっていると思いませんか。

まず「50名の皮膚科の専門家・国産100%」というのが数値になります。
そして「手にやさしくシワシワにならない」
というのが「ワクワク&できること」です。

あなたの会社でも、商品の

「ワクワク&できること」と数値を書き出して
見てください。

そして、その組み合わせてみて、
案だしを出してください。

ターゲット顧客が最も魅力を感じるものを選択し、
ドライツトなどでテストをして企画とのギャップを
埋めていけば良いのです。

ここで一つ注意点があります。
それは、会社の事業コンセプトとの関係性の絡みです。
だいたいは、会社の事業コンセプトではなく、
ビジョンになっているケースの方が実態的です。

ネーミングや商品デザインは、通販の商品コンセプトより、
会社の事業コンセプトの抽象度が高いレベル
に合わせる方が得策です。

会社の事業コンセプト(ビジョン)は

日本中の輝く女性をプリンセスにする、
です。

このビジョンにあった
ネーミングや商品デザインなどは、
プリンセスで一貫性をとっていきます。

会社の事業ビジョンがある場合は、
商品コンセプトより事業コンセプトが優先されます。

そのビジョンに併せてネーミングや商品デザインが
創っていきます。

ゆえに、会社の事業コンセプトは、
抽象的なテーマの方が運用しやすいです。

抽象的な事業コンセプトを具体的な形にするのが
商品やサービスなんですね!