通販の成功にはフロントエンド商品に重要な概念が2つあります! | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

大学の講師室にて

ちょっと本格的に統計を学ぼうとすると、
Σ(シグマ)記号を避けて通ることはできません

数式が少なめの入門書を読み終えて、さあ、本腰を入れて勉強しよう!
と思ってもなかなかできないですよね!

Σ記号のせいで心折れてしまった人は少なくないはずです。
それくらい、Σ記号は、数学が苦手な方からは敬遠されています。
でも、慣れるとこれほど便利な記号はありません。

この機会に是非攻略してしまいましょう!

通販の成功の分析には、σが欠かせないのです。

 




本題へ

成功する通販のフロントエンド商品の良し悪しは、
時間軸と横展開にあるというテーマについて共有したいと思います。

化粧品を販売して当たり前のように運用していると、
私との会話の中でこんなことを言われていました。

「いや~、西村さん、リピート性のない商品を売るビジネスが、
こんなに大変だとは思いませんでしたよ。
常に新規客からしか売上が上がらないんですからね」。

そうなんですよ!
当たリ前ですが、翌月の売上は未知数では
なかなか通販経営が安定しません。

化粧品販売とリピート性がないスポット商品を
比べてそう感じて私に本音が出てしまったのでしょう!

同感です。リピート性のある商品は
通販ビジネスだけではなく、多くの利益をもたらしてくれます。

その中でも、フロントエンド商品のリピート性の有無は重要です。
なぜなら、その商品自体でファネル化が成立するか否かがわかるからです。

ちなみに、フロントエンド商品とは、はじめに売る商品で
集客に用いる商品のことを指します。
世間ではリード商品とも言われています。

通販業界ではお試し商品と言われたりします。

美容師向けの美容薬剤や化粧品をゼロイチの
立ち上げ支援として、通販コンサルティングのお手伝いを
させて頂く機会がありました。

わたしと知り合う前は、FAXDMで集客をして、
1年間で1,500件以上開拓していました。

ネット時代に紙のFAXDMで集客しているので驚きました。

商品をリピートしてくれる美容師との
人間関係をコツコツと育み、
バックエンド商品として
300万円する美容機器を年間10台ほど販売している実績がありました。

300万円する美容機器の販売は、
当然ながら、フロントエンド商品には向いていません。

よって、リピート性がなければ失敗します。

では、どうやって仕組みを構築していたのかを
考えてみてください。

いきなり、300万円する商品は売れません。
当然です。
価値がわからないかです。

フロントエンド商品に
リピート性があったからこそ、
高額商品を売るための準備として
顧客教育や人間関係の関係性ができたのです。

これが、リピート性のある商品の特長になります。

リピート性のあるフロントエンド商品とは
一体どんな定義なんでしょうか?

バックエンド商品を売るために必要な
時間を確保することができます。

時間軸を活かして、顧客教育と人間関係の関係性の
構築さえできれば、

事前期待を超える、バックエンドの商品販売も
可能になってくるのです。

この長所は、単発商品にはありません。
これこそ、ファネル化のモデルになります。

フロントエンド商品の良し悪しを測る、
もう一つの基準値は横展開が可能か否かになります。

リピート性の他に、もう一つ大切な視点があります。
それは、商品の横展開が可能かどうかです。

たとえば、通販コンサルティングとして、
私がお手伝いをさせて頂いていた会社は、
美容師向けに薬剤を販売していました。

フロントエンド商品に無添加のヘアケア液を
置いていました。

無添加のヘアケア液を購入する美容師は、
無添加のパーマ液も購入する率が高いからです。

同じような「無添加」というコンセプト
で共有化することができるからです。

テストマーケとして
添加のパーマ液の販売もして頂きました。

その結果、市場価格の3倍以上するにもかかわらず、
3割の美容師が購入してくれたのです。

もし、フロントエンド商品がドライヤーだったら、
このような展開にはなっていません。

同様なことがネット通販の
化粧品でも存在します。

もし、フロントエンド商品が化粧水であれば、
流す系のクレンジングや洗顔フォームはファネル化モデルとしては
最適な商品と言えます。

なぜなら、化粧水のバックエンド商品を軸に展開する場合には、
クレンジングの商品は、関連性が高いからです。

このように、バックエンド商品に何を置くかで、
関連商品のフロントエンド商品の
売りやすさが決まります。

フロントエンド商品はもはや、
集客するりための通販ビジネスの中枢といっても過言ではありません。

リピート性があり、かつ関連商品も売りやすい。

そんな商品を持ってくることができれば、
通販ビジネスの幅と利益を大幅に広げることができます。

あなたのネット通販のフロントエンド商品はどうですか? 

時間と横展開の観点からファネル化を
一度、再考されることもお薦め致します。