自律神経 と 横隔膜 と 呼吸 とカキラ | 己抄呼~Misako~の“健康エンターテインメント”KaQiLa~カキラ~と笑顔 時々映画…

己抄呼~Misako~の“健康エンターテインメント”KaQiLa~カキラ~と笑顔 時々映画…

ろっ骨と脊椎へのアプローチ“KaQiLa~カキラ~”メソッド、 笑顔になれる体操、子供の姿勢、姿育! 健康体操研究家!更年期障害からの脱出!健康トラブル解決!のアドバイザー

第15期修了後から、

たくさんの問い合わせがありましたが、


「関西KaQiLa~カキラ~認定指導者養成コース第16期」

開講のご案内決定いたしました。


コースはしっかりお勉強して頂く為に、

超!少人数制です。

既にお申しこみ頂いている方もおります。

ご希望の方はお早めにお申し込みくださいね。


さて、今日は・・・・呼吸のお話を少々かじってみます。


“KaQiLa~カキラ~メゾッド”でかなり重要とされているのが、

『呼吸』です。


呼吸といえば『横隔膜』です。

息を吸えば、横隔膜は下がり、

息を吐けば、横隔膜は引きあがります。


さて・・『横隔膜』は・・・・


随意筋(意識的に動かす筋肉)ですか?

不随意筋(意識なくして動く筋肉)ですか?


といつも養成コースでは皆に問いかけます。


大きく深呼吸をする、小刻みに呼吸をしてごらん?

(意識的に呼吸をコントロールできる事は・・・随意筋?)


眠っているときも呼吸をしていますね・・・

(意識がなくても呼吸している・・・・不随意筋?)


どっちやねん!叫び


そうです、横隔膜はどちらにも属する、

特殊な筋肉なのです。


そして横隔膜は、

自律神経と直結されていることは、ご存じでしょうか?


己抄呼~Misako~の“健康エンターテインメント”

ですから、

呼吸で心を落ち着かせる・・・・とか、

集中力を高めるとか、

よく言われていますが、


これは、横隔膜をコントロールすると言う事なのです。


①息を吸う!(吸気)は、自律神経を刺激し、

 交感神経を高める効果があります。息を吸う事で、筋肉が緊張したり、

 身体の動きを活発にしたり、いろいろな意味で心を高揚させることとなるのです。

 反対に、息を吸う事ばかり頑張ると、気が高まり興奮状態となる事もあります。


②息を吐く(呼気)は同じく自律神経を刺激し、

 副交感神経を高める効果があります。息を吐く事で筋肉を弛緩したり、

 身体をリラックスさせる効果があります。

 唯、リラックスさせることと集中力を高めることは別ですから、

 

※アスリート等が試合前に心をリラックスさせようと息を吐くこと重視にすると

 逆効果が出る可能もありますが・・・・・・・。

 

つまり横隔膜の動き(呼吸)を意識的に動かすことで、

自律神経を少しでも安定させる手助けにもなると言う事です。


一般的には、リラックスをさせるために、

深く息を吐きましょう!

深呼吸でも吐く呼吸を重視していますが、


しかし、吐く息だけでは体の調子や心の安定は

引き出せないと、KaQiLa~カキラ~を指導していて、

私は思います。


例えば、

ストレッチをする時も、

息を吐きながら筋肉を伸ばす・・・


これは世の常識っぽくなっていますが、


運動慣れしていない一般の人たちには、

この方法で頑張ってストレッチをすれば、

「伸張反応」がおこり、筋肉は柔かくなるどころか、

更に硬くなる事を、皆様はご存知ですか?


ある病院の「健康科学センター」で、KaQiLa~カキラ~の動きの

データーを取った際に、


己抄呼~Misako~の“健康エンターテインメント”

脈が上がっていくのに、

副交感神経系の数値が上がっている・・・・


通常運動の観点からみると、

脈が上がると言う事は、副交感神経ではなく、

交感神経が上がるのが常識ですから、


データー取得に立ち会った先生方は、

不思議な顔をされていました。


つまりリラックスした状況で、集中力も高まる!

という事なのです。

アスリートに必要な心の状況といえますね!


さて・・・

少々長くなりました・・・・

続きは次回にします。


次回は、脊柱とろっ骨と横隔膜コントロールに

大きな影響がある事をお話します。