最近観た映画の感想、今回はデス・メタルと関連がある映画2本です。
まずは「史上最も売り上げ枚数の多いデス・メタル・バンド」Cannibal Corpseの演奏シーンがある「エース・ベンチュラ」。ペット探偵のエース・ベンチュラをジム・キャリーが演じるコメディで観ている間は面白いけれどこのシーンが無ければ半年後には間違いなく忘れてる内容。
こちらはドラマーのポール・マズルケビッチとの2015年のインタビュー。1994年に本作が公開されて以降彼らについての記事はほぼ必ずこの出演に触れていたがいっそインタビュー一本丸々この件で、という趣旨なのでキャリーは当時デス・メタル好きを公言しており彼のたっての願いで実現したという経緯や裏話をたっぷり語ってくれてます。
デス・メタル絡みの映画といえばこちらをまず思いつく人が圧倒的に多いであろう「一度死んでみた」。まあ「エース・ベンチュラ」ではあくまでオマケであるのに対しこちらは主人公がデス・メタル好きでバンドのヴォーカリストでもあるという設定ですから。
そのバンドは「DEATH」を連呼するだけであってメタルではあってもデス・メタルでは決してないということを指摘するセリフはあるものの、いずれにせよ製作サイドのメタルの認識がBABYMETAL止まりなのがメタラーとしては正直浅いな~と思わざるをえない(あ、BABYMETAL自体は大好きですよ!)。こちらもつまらなくはないけれどメタル要素がなければ遠からず忘れそうな映画でした。
あ、真壁刀義選手&本間朋晃選手が出てくるというプロレスネタがありました!
次回はもっとしょっぱくない映画を紹介できるといいな・・・。