ピストルズの海外では去年公開の新たな映画(何本目?)「セックス・ピストルズ 破壊の設計図」(原題「I Was A Teenage Sex Pistol」)。今回はグレン・マトロック自伝「オレはセックス・ピストルズだった」原作のドキュメンタリー。この映画の存在を知らずにたまたま少し前に読んだので目新しい部分はさほどなかったものの、やっぱり映像化はありがたいし見応えたっぷり。今はブロンディにいるのすっかり忘れてて観て思い出した。

本人はもちろんスティーヴ・ジョーンズやポール・クックはたっぷり語ってくれるけれどジョン・ライドンは過去のインタビュー映像が使われているだけ。5年前の2021年に観たライドンのドキュメンタリー「ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン」にはピストルズのメンバーは誰も登場しなかったし、近年の両者の不仲からすればしょうがないよね。

 

 

ルックスはまあまあだけど音楽的才能はあって作曲面のキーパーソンだったグレンからかっこよかったけれど音楽的才能はないシド・ヴィシャスに交代した時点でピストルズのアルバム1枚での自己破壊は決まっていたのかもしれない。天は二物を与えず。そしてシドのようなパンク・アイコンにはなれなかったけれど、言いたいことを言えるのも長生きしてこそ。生き方を学ぶならシドよりグレンだよ!

あと「ナンシー・スパンゲン」表記が日本では定着しているけど「スパンジェン」が正しい発音だとは知らなかった。