ゴッツゴツの岩場にドキドキしつつ、かっこいいな~とうっとりも
小屋からすぐの登りを登ったところで、ヘルメットとハーネスを装備
途中からはまた雨が降ったり止んだり…ハーネス着けていると脱ぎ着が厄介なのだけど、脱ぐと降って、着ると止むのはなぜだろう?
少し行って横岳に登頂
それから横岳から赤岳へのゴッツゴツの稜線は鎖場を登ったり下りたり…
トラバース(横移動)では足を滑らせても下まで落ちないように鎖にビレイを取り、架け替えをしながら…
ときどきハシゴを登ったり下りたり…
でも合間合間では地面があって(そりゃそうだ)、気持ちいい稜線歩きも
ビビりの私には厳しい稜線、岩場でしたが、あちこちに咲いている高山植物のお花癒されつつ…
オヤマノエンドウ、華やかでかわいい
お花畑をめでたりも…
そして、高山植物にはその山の固有種や、希少種などがあるのだけど、この時期の横岳ではツクモグサという超希少種が咲いているとのこと
すれ違う登山者同士で「ツクモグサ咲いてました?」「この先の鎖場の手前のところ」…などと情報共有し、咲き終わりを2株、そして咲いている株を1つだけみつけることができました
お花の周りがモフモフしていて、かわいい
ツクモグサは、日本固有の絶滅危惧種で、数百個体しかなく、北海道のほか、本州では白馬岳とここだけとのこと…見られてよかった
そんなこんなで進み、いよいよ最後のピーク・赤岳へ
写真で見るとそうでもないのだけど、最後の急登はたぶん後ろ(下)を振り返ったら怖くなっちゃうから、ひたすら登って登って…
登頂~
ここから先は、以前赤岳に登ったときのルート=知っているので、どきどき感は少しおさまったものの、そうはいっても集中集中…
厳しい山頂直下を無事下りて、一安心…と思いきや、ゴロゴロ石があって意外と歩いにくいな、むしろこっちの方が歩きにくいのでは?なんて思いつつ…がんばって下りて下りて…
シカさん、こんにちは
行者小屋に到着…この小屋もごはんやグッズが充実していて、私はカモシーコーラをいただきました
標高が下がって暑くなってきたところに、氷入りのコーラをグビグビ…うまーい
カモシーコーラのカモシーは、カモシカをモチーフにした小屋のキャラクターらしいんだけど、「カモシーコーラ」ってメニューをみて
私:「なぜここで鴨川シーワールド?」
というのは、千葉県人のサガでしょうか?
そうそう、小屋でG.W.にキナバルでご一緒した人に再会も!山ってルートが限られているから、同じ日に登っているとばったり、アルアル
ここからは緩い樹林帯なので、サクサクと下り…でも緩いから長い…なんて言いつつ、無事下山
登山口にあるお店でソフトをいただきました
うまぁ〜い
…ということで、9年ぶりの硫黄岳、7年ぶりの赤岳でしたが、たぶんあの日よりはしっかり登れたかな?
そして初めての硫黄岳〜横岳〜赤岳の縦走は、ゴッツゴツにドキドキして、仲間に助けられることもあったけど、なんとか踏破
先生の言う通り、金城山に比べたらずっと整備されていて、高度感はあったものの、落ち着いて越えることができました
悪路の金城山に挑戦して自信をつけるはずが泣いてしまい、自信を無くしていたのだけど、愛鷹山のトレイルでも、八ヶ岳でも「あれよりはいい道だから大丈夫」と自分を励ますことができたので、金城の挑戦も意味があったかな?
まだ今年の夏山は始まったばかり
がんばるぞ
だけど次の山はたぶん修行なのよね…
【山行の記録】
水平移動:17.4キロ
累積標高差:登り1368m、下り1725m
【2日目】
行動時間:8時間01分(休憩1時間30分を含む)…鎖場などの危険箇所、すれ違いなどで待ちがあったし、赤岳天望荘、行者小屋で大休止もとる
衣類:ファイントラックうすうす、パタゴニアメリノ半そでT、コロンビアアームカバー、薄手パンツ、夏用グローブ+必要時レイン
歩き始めは寒いか?と思い、パタゴニアフーディを忘れたのを後悔したけど、結局なしでスタート
水:テルモス500(ぬるま湯)、ナルゲン650ml→800ml消費+250mlコーラ@行者小屋
途中の小屋で補充すればいいかと少な目でスタート
行動食:ミニパン3
*今回、スタート時にザックが9.8キロあって(水2.2リットル込)、結果的にはそれを背負って歩き切れたけど、荷造りがちょっと甘くなってるなと反省
*あとパタゴニアフーディを忘れないこと!