八ヶ岳の大パノラマ登山 -八ヶ岳(硫黄岳〜横岳〜赤岳)①- | Everyday, 前進!

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八ヶ岳に登ってきました
 
「八ヶ岳」は特定の山ではなく、山梨・長野両県にまたがる山々の総称で、北八ヶ岳は静かで穏やかな山並みが続き、南八ヶ岳は岩稜の山となっていて、最高峰は南八ヶ岳の赤岳(2899m)です
 
今年2月には穏やかな北八ヶ岳エリア(白駒池→縞枯山→北横岳)のスノーハイクを楽しみ…

 

 

南八ヶ岳エリアの三ツ頭→権現岳の雪山登山で泣きそうになり…

 

 

今年すでに3回目の八ヶ岳です

 

今回は岩稜の南八ヶ岳エリアの硫黄岳→横岳→赤岳の縦走…なぜ、岩が嫌いなのに?と思いつつ、登っていないと登れなくなるから頑張らないと…と自分を鼓舞しての挑戦

 
 
猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

茅野駅からタクシーで行き、桜平駐車場からスタート

まずは樹林を進みます

 

 

夏沢鉱泉(小屋)で休憩をして、続いてはオーレン小屋へ


小屋前からはこれから登る第一のピーク・硫黄岳が見えました(後ろ)

 

 

オーレン小屋は初めて小屋泊した小屋…今となってはいい小屋だし、な~んの問題もないけれど、あの時は結局眠れなかったんだよな…なんて思い出しつつ、アイスをいただきました

 

真夏の暑さにアイス、サイコー

 

ここから硫黄岳へは、眺めの良い夏沢峠ルートから…あの日は曇っていて見えなかったけど、夏沢峠にある山びこ荘の裏に爆裂火口(噴火で吹っ飛んだところ)が見えました

 

 

そうそう、こんな眺めだったな~…

 

 

標高は2431m…地上より約15度ほど涼しく、風が気持ちいい

 

途中からガレ場(大きな石が重なっているようなところ)になり、落石しないように注意しながら登ります

 

 

やっぱり爆裂火口はすごい

 

 

そんなこんなで硫黄岳に登頂しました



八ヶ岳の山々はこんな感じで、夏沢峠から北が穏やかな北八ヶ岳、南が急峻な南八ヶ岳と分けることができるのだけど、

 

 

この日は天気に恵まれ、八ヶ岳の端から端までを眺めることができました


北側は穏やかな緑の山々…一番端の蓼科まで…

 

 

南側はゴツゴツとしたかっこいい山々、これから縦走する硫黄岳山荘→横岳→赤岳の稜線と、南の一番端、2月にきつくて泣きそうになった権現岳までが見渡せました

 

 

横岳から赤岳にかけての稜線がゴッツゴツしていて、岩場が苦手な私はどっきどき

 

天気がよいのでしばしここでのんびりしつつ、この日泊まる硫黄岳山荘へ

 

 

外見はシンプルな山小屋だけど、中はかわいらしく、

 

 

ごはんまでのひと時、ビールなどを楽しむ人もいたけれど、ビビりの私はお酒は控えて、白玉ぜんざいを…

 

 

ごはんもおいしくいただきました

 

 

お部屋も超快適で、の~んびり

 

夜には気温が下がり、外は10度くらいだったけど、むしろ気持ちいいくらい

 

横岳のゴッツゴツした稜線にビビッていたけれど、先生が「(前月泣いた)金城山よりは全然歩きやすいよ」と言ってくれたので少しリラックス

 

翌日のアタックに備えて休みました

 

 

【山行の記録】

行動時間:4時間29分(休憩1時間8分を含む)…天気がよかったので、休憩ポイントで長めにのんびり過ごすなど、お楽しみ登山の感じ

 

衣類:ファイントラックうすうす、パタゴニアメリノ半そでT、コロンビアアームカバー、薄手パンツ、夏用グローブ

 

小屋では一応、モンベルシャミースとダウン上下を着てみたものの、暖房が効いているし、人がまあまあいたのもあって寒くなくて脱ぐ…パタゴニアフーディを忘れる痛恨のミス

 

水:テルモス500(氷水)、ナルゲン650ml、プラティパス1リットル→1リットル消費

 

行動食:ミニパン2

登り始め前におにぎりを食べる