見渡す限りの岩と雲の世界…登頂! -キナバル山③- | Everyday, 前進!

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ARASHIANでなにふぁむのワーキングママ・Professorがつれづれなるままに…

ロッジの夜は日本の山小屋同様早く、20時消灯…の前にはもうみんな就寝zzz
 
なぜなら起きて、「早い朝ごはん」を食べるのが1時半だから
 
1時、起床!
1時半、朝ごはんびっくり
 
山の朝は早く、夏は暑いから4時出発のために3時に起きるとかあるあるだけど、2時台に起きると夜感あるんだよね〜…なのに1時台!
 
スタート時の装備を考えるべく外にちょっと出てみたところ…

 

スマホでこれ

 

降るような星空、くっきり天の川キラキラ

ときどき流れ星キラキラキラキラ

 

何度も何度も「すごい…」を連発

ボキャブラリーが足りない

 

そして「早い朝ごはん」

 

食パンに、私はピーナッツバターをたっぷり

 

1時半に食べられるかなって心配してたけど、8枚切くらいのパンを2枚に甘いコーヒーをしっかり…よし、元気だ、登れる!と自分を鼓舞

 

ロッジの目の前にある登山ゲートが開く2時半にスタート

 

 

ここまでの登山道と同じく、よく整備されているのだけど、なんせ真っ暗なのでヘッデン(ヘッドライト)の明かり頼り

 

どんなところを歩いているのかわからないけど、一歩ずつ確実にせっせせっせ

 

そんなこんなで「サヤサヤ」というチェックポイントへ

 

ここでまたIDを1人ずつ手書きの名簿と照合

 

前日に講習を受けたアクティビティに参加するには、ここに7時15分までに戻らないとならないとのことで、がんばるぞ!

 

ここからはもう花崗岩エリアに入ったようで、階段のような整備はなく、ちょっと左に下っている斜めな感じの岩盤をひたすら登る登る…

 

滑らない岩質なのが幸いだけど、どんなところを歩いているのか見えないので、怖がりの私は少し不安になりつつ、とにかく一歩ずつ

 

途中、3776m=富士山を超え…

 

未知の4000mの世界に…

 

まだまだ真っ暗だけど、少しだけ空が明るくなってきた…

 

 

水平距離で1キロほど続いた岩盤の登りを終えて、最後はリアルに岩登り…足元だけしか見えないから暗くてちょっと怖い…

 

怖いから楽に登れそうなところをうまく探せず、たぶん無駄な力を使ってるし、空気が薄いし…深呼吸深呼吸

 

…そんなこんなで

 

登頂!

 

山頂は狭いので、順番に記念写真だけ撮ってとりあえず下り始めると、雲の下から朝日が出てきました

 

 

ようやく見えた景色…

 

見渡す限りの雲海

そして広い広い岩盤

 

 

日本でも雲海は見ていたけど、地球の丸さを感じられる「雲海線」を見るのは初めて

 

息を呑むような光景で、涙が溢れそうになる

 

 

そして、こんな岩だけの中で、咲く花にもジン

 

 

振り返ると、さっき登った山頂がかっこいい

 

 

あそこに登ったんだな

ここを登ってきたんだな

 

 

岩盤の終わり辺りまで来ると、雲海の下のジャングルまでが見渡せました

 

 

すごい
すごい
すごい
 
…相変わらずボキャブラリーが足りない
 
 
【山行の記録】
水:テルモス500ml、ナルゲン650ml→テルモスでカップ1杯、ナルゲン200ml消費
行動食:下山途中でシリアル半パック
 
衣類:
出発前、外に出てみても大して寒くなかったので
パタゴニア長袖メリノTシャツ、モンベル薄手パンツ、パタゴニアフーディ、キャップ、夏用グローブ
でスタート
 
サヤサヤを超えた、稜線に出る辺りで寒く感じたので、シャミース薄手フリースをフーディの下に
 
そのまま登頂、サヤサヤまで下山