2019.03.16 乙川まつり①(向山獅子館と八幡社坂上げ) | 明るい朝の『お散歩日記』

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先週の土曜日は、半田市の

乙川祭り 始楽祭に行って来ました。

 

乙川祭りは名古屋/知多地区で

一番最初に開催される山車祭りです。

 

そのため、山車好きが集まり、久しぶりに

出会った山車仲間と話が盛り上がります。

 

ちなみに、乙川には何度も来ていますが、

始楽祭は初めてだったりします。

 

神社の前に集合した山車。

 

壇箱前に盛られた塩。

 

新しくなった南山の鞘(山車蔵)。

 

 

 

 

 

向山の獅子館。

 

向山はかつて、乙川祭礼で獅子舞を出し、

乙川の山車行列の先頭を務めていたそうです。

 

約100年ほど前から向山単独で祭礼を行う

ようになりましたが、昨年に復活し、始楽祭の

八幡社宮入りの先頭を務めるようになりました。

 

獅子館は、神の依代である獅子頭を安置して

運ぶものです。

 

後部に備わる太鼓と獅子舞の獅子頭。

 

太鼓を支える縁の下の力持ち。

 

屋根には金のシャチホコと宝珠?

 

軒下の極彩色の装飾。

 

彫り物も極彩色。

 

屋根の隅木飾から垂れる金細工。

 

従来、土曜日は長篠富永神社祭礼を

見に行くので、乙川の始楽祭に来れ

なかったのですが、復活した向山の

獅子館と獅子舞を見たくて、初めての

始楽祭訪問となりました。

 

向山の獅子館、素晴らしい装飾です!

見慣れた山車より新鮮です!

 

 

 

 

 

参道で山車を待っていると

行列がやって来ました。

 

向山の獅子舞と獅子館です。

 

迫力ある獅子舞。

 

獅子舞としては、よくある姿。

 

獅子館。

 

東三河で獅子頭は多く見られ、

獅子頭を運ぶ屋台もありますが、

ここまで華美なものは見たことが

ありません。

 

続いてお囃子。

 

 

 

 

 

向山が宮入りした後は、

乙川祭礼のハイライト

『坂上げ』です。

 

浅井山 宮本車、

殿海道山 源氏車、

南山 八幡車、

西山 神楽車

の順で納めてあります。

 

山車の後ろで、若者たちが

山車の登ろうと揉み合います。

まるで喧嘩をしているようなので、

『喧嘩まつり』とも呼ばれています。

 

朝に雨が降り、例年より人が少ない

そうで、間近で見ることが出来ました。

動画で迫力をお楽しみください。

 

坂の上に着いたときには一人だけに

なってしまった南山が見どころ?

 

 

 

 

境内に整列した四輌の山車。

 

胴上げが始まりました。