日々アイドリング!!! -3ページ目

あっというまに199回

ついに199回ですか。明日の200回の放送を最後にアイドリング!!!とは距離をおくと決めたわけですが、ちょっと名残惜しい感じもあります。でも、名残惜しいくらいが別れ際としてはいいんでしょうね。


その199回目の放送は、イーソーシリトリからの「ペアング」。3回目ですかね、もはやおなじみの感すらあります。


冒頭からドトウの3連続ペア成立で、「これはドッキリか何かあるのか?」という想いが一瞬よぎりました。でも、3回目ともなれば自然と偏りが出るもので、よくよく考えるとそんなに驚くことでもなかったですね。


今回印象に残ったのが、まいぷるとズミさんがペアになったときのまいぷるの「(閉じ込められたエレベータのなかで)暇なときに、「ズミさんなんかやって」と言える」という指名理由。よく血液型で人間のタイプを分類したりしますが、私の場合は、【友人に「なんか面白いことやって」となんのためらいもなくさらっと言えるか否か】というのがタイプの分類上の大きな境目です(笑)。なんというか、対人関係の築き方や考え方が根本的なところで異なっている感じがするんですよねぇ。人間のタイプというよりは世代や年齢のタイプかも知れませんが、でも私はいままでもそしてこれからも「なんかやって」という言葉をクチにすることはないだろうなぁと。で、まいぷるは「言わない」方に私は勝手に分類していたので、今回のこの一言はちょっと意外だったんですね。最近、まいぷるに対する私の印象はケッコウ変わってきているのですが、それは私のファーストインプレッションがもともとズレていたのか、まいぷるが番組を通して変わっていったのか、どっちなんでしょうねぇ。


で、3連発もありあっという間にペアングは終了。早い時間にファン様突入。アイドリングに今後必要なこと、みたいなテーマ。


「接待ゴルフ」。綺麗に整えられた青い芝生、吹き抜ける風、あたたかな木漏れ日、広々としたコース、心ないヨイショ…想像しただけでもグッタリです。


「ズミさんのラップ」。今日の二度のラップから想像できることは…


【ルミちゃんにとってのラップのイメージ】

○なんか早口で聞き取りづらい

×韻を踏む


もうなにはともあれ、「聞き取りづらい」ってことがラップの魂であり全てであると、そのようなメッセージとして私は受け取りました(笑)。


さて、予告していたとおり明日の記事がこのブログ最後の記事になります。200回目の放送が素敵な放送になってこのブログもイイ形でしめられることを期待しながら、明日の放送を楽しみに待ちたいと思います。

世の中で一番怖いものは、すべること、です

パートタイム女装 マツコ・デラックス


昨日のくりぃむしちゅーのオールナイトニッポン、ゲストのマツコ・デラックスさん、やっぱりTVの印象とラジオの印象はリンクしないものだなぁと改めて実感。私はどうも「毒舌家」の人って苦手なんですけど(ガサツでタンチョウでハイリョがなくて…ってこのイメージなら苦手どころの話じゃすまないですが)、昨日のデラックスさんはセンサイでタサイでケンキョでオモシロイ(褒めすぎかな)一面を聴かせてくれました。下ネタトークにはくりぃむさんちょっと圧倒されているところもありましたが、あれだけサバけていると私としてはむしろ気持ちよく受け入れることができました。私の周りにもデラックスさんと同じ同性愛者の友人がいるのですが、彼が性的話題について話すときも嫌な感じがしないんですよね。はじめはそのサバけた感じにしばし呆気にとられてしまいましたが。そういうとき、性について直視せず歪めて見ているのはむしろ自分のほうなのかなと考えさせられます。


上のパートタイム女装というのは、デラックスさんいわく一口に女装と言ってもいろんなタイプがあるそうで、デラックスさんは息抜きや仕事のときだけ女装するタイプということで、それをパートタイム女装と呼んでいました。はぁ、勉強になります(笑)。


なんとなくなんですけど、あの「パートタイム女装」という造語がサラっと出てくるところや大柄な体型をモトにした明るい自虐ネタなんかが、ラジオでの伊集院光さんと重なるなぁと。私のお笑い原体験は伊集院さんのラジオなので、そんなんもあって昨日の放送楽しめたのかなぁと。完全に思いつきで言ってますけど。


あ、今日のアイドリング!!!の話を。ガンバリングで、伝説のジュース(牛乳)を一流芸人さんのネタを見ながら噴出さずに飲めるかどうか、というもの。でもはっきり言って、今日は丸々、一流芸人・FUJIWARA原西さんDAYでしたね。


受け手に信用が置けない状況にお笑い芸人さんが放り込まれたときの、観ているこっち側の緊張感ったらないんですけど、たぶんこれは自分だけの感覚なのかな。この前だと、元プロテニスプレイヤー・伊達公子夫妻にネタ見せする若手お笑い芸人さんを観ていて、頼むからウケてくれぇと文字通り祈るような思いでイヤな汗かきながら観てました(笑)。救いのないスベり方に対して、嫌悪を通りこして恐怖すら覚えてしまう感じで、「あ、これイヤなスベり方するぞ」と思うと急いでチャンネルを替えてしまうほど。たぶん、自分は幼いときによろしくない体験をしているのではないかと(笑)。今日の原西さんに対しても、私はどこかでヒヤヒヤしながら楽しんでいました。


あと、外岡ちゃんはやっぱりハシたないことはしないんだな、と。アイドリング最後の砦?ここまできたら最後まで守り通してもらいましょう。

面白いというよりは楽しいということ

仕事がすんだら、仕事だぜ  中村主水


パチンコぜんっぜんやらないんですけど、最近パチンコ必殺仕事人のCMが気になっています。とくにこの最後の藤田まことさんのセリフ。まぁ、秋が来て飽きが来るとか言いたくなってしまう私にはド真ん中のストライクなんです(笑)。(ずっと黙っている相手に対してのたとえツッコミ)「沈黙沈黙って、スティーブン・セガールか!」(上田晋也)、これも最近お気に入りなのですが、系列としては一緒なのかも(笑)。


それはさておき、キッチリ更新と言っておきながら昨日は更新できず、すみませんでした。オンデマンドがない状況がはじめてだったので、記事を書くタイミングを逸してしまいました。今日は放送終了後すぐに書いてます。


今日は、「あっち向いてパイ」。ミラっちょのパイにかけたダジャレを升野さんが「(番組の)クオリティ下げんな!」とツッコんでしましたが、そもそも最初から「あっち向いてパイ」に下げられるようなクオリティがあるのかどうなのか(笑)。


そんなクオリティゼロ(笑)の企画を前に、誰もが思いますよね、「あれぇ?これ、特になんもないぞ」と。あっちむいてホイに競技性がないのだから強いも弱いも、ましてドラマチックな展開もないですし、パイ投げという罰ゲームも今や過去のもの、真新しさはないと。


にもかかわらず、というよりは、だからこそなのでしょうか、なんか今日は観ていて楽しかったなぁと。面白かったというよりは楽しかったなぁと。あるべきはずのものがないとなると、搾取だとか抑圧だとかってぐあいに非難される事態になりますが、最初からないものがないのなら、当たり前ですけどそこには不満が生まれようもない。なくて当然なんですから。オチとかハイライトとかドッカ~ンとかが最初から企画の構造上ありえないのなら、実はそれがなくてもそんなに不満には思わない。説法する瀬戸内寂聴さんに「おい、すべってるぞ!」とか言う人はいないわけで。


話がちょっとズレてしまいましたが、オチやハイライトとは別のものを視聴者に期待・要求させてしまうことができるアイドリング!!!という番組の「らしさ」が、今日の放送を「楽しい」と感じる自分の感情によく現れていたなぁと思いました。まとめると、そんな感じです。