皆さんこんにちは！
エバアリです(*'ω'*)
現在、福岡市では複数の再開発プロジェクトが動いていますが、その1つが「FUKUOKA Smart EAST」。
この記事では、FUKUOKA Smart EASTについて詳しく解説していきます！
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🔽福岡市のプロジェクト「天神ビッグバン」を紹介しています。
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FUKUOKA Smart EASTとは、少子高齢化などまちづくりの様々な課題を解決しながら持続的に発展していくため、最先端の技術革新の導入などによる、快適で質の高いライフスタイルと都市空間を創出し、未来に誇れるモデル都市を創造していくものです。
その先駆けとして選ばれたのが、福岡市東区箱崎にある九州大学箱崎キャンパス跡地。
面積は約50万㎡。
なんとみずほPayPayドーム7個分という広大な土地になります。
天神や博多などの都心にも近く、約4km圏内には主要交通機関である博多駅と博多港、福岡空港があります。
また、西鉄や地下鉄、JRの3つの鉄道も通っており、非常にアクセスしやすい便利な土地なんですよ！
コンセプトは、「HAKOZAKI Green Innovation Campus」。
九州大学の歴史を継承したうえで、高質でみどり豊かなまちづくりや、新産業を創造・発信、環境先進都市として世界を牽引する未来のまちづくりを実現するという意味が込められています。
この事業において、様々な人が新しい価値観を持ち、それぞれに適した新しいライフスタイルを送る環境をつくることが重要と考えられています。
そのためにスマートサービスの
役割は、生活の質・空間の質・仕事の質それぞれを向上させ、"人生の質"を高めるサービスとなることです。
現時点で提案されているスマートサービスは、以下の通りです。
【安全】
・エリア全体を見守るスマートマネジメントセンター
・AI見守りカメラの設置
・共助コミュニティを形成する地域SNS
・通話できる見守りGPSアプリ
【健康】
・健康情報を一元管理するPHR基板
・PHR基板と連携し、パーソナライズされた運動プログラムを提案する健康増進アプリ
・相談～受信～予後管理まで支援するスマートクリニックサービス
【移動】
・多様なシェア型パーソナルモビリティ(EVサイクル、EVスクーター等)
・利用者ニーズに合わせたデマンド交通
・シームレスで最適な移動ルートを提供するMaaSアプリ
【防災】
・3日分以上の非常用エネルギーを備えた地域防災拠点
・相互協調する分散型インフラ(eight-grids)構築
・電力融通を可能にする自営線の整備
・AEMSによるまちのエネルギーの最適化
【エネルギー・環境】
・2040年を待たずにカーボンニュートラルを実現
・ZEB・ZEH化による最大限の省エネ
・再エネ由来電力の活用によるエネルギーの地産地消
・メタネーションによるCO2ゼロの都市ガスの活用
【分野自由・横断】
・自律移動型ロボットを活用した施設内の警備や清掃、商品の販売・配送
・空中3Dホログラフィックアートやプロジェクションマッピングなどを活用したインタラクティブアート
・エリア内の様々なサービス認証・決済を共通の生体認証基盤で行えるまちまるごと生体認証サービス
※グランドデザインで定義される全11分野のサービスを実装
【先進的取組】
・歩行者センサーを活用した歩車混在型の新しい自動運転社会への挑戦
【水素の利活用】
・様々な都市機能に応じた純水素燃料電池の利活用
・教育研究機関と連携した水素の普及啓発
地域から世界へつながるイノベーションコアを作り、交流や発信を促すスマートステージや開発公園、インクルーシブで歩行者が使いやすいメインストリートを5本整備します。
公共交通の利用を促進するため、路線バスの延伸やパークアンドライド施策も考えられています。
開発していくうえで心配なのが「緑」「自然」ですが、こちらも計画があります。
緑化率約40％、樹木10,000本以上の緑豊かな「箱崎創造の森」を作り、広場や公園をつなげるエコロジカルネットワークを構築予定です。
また、街並みや景観は、九州大学時代の街割りグリッドや建物の色調を継承し、近代建築遺産と調和するスカイラインが形成をしていきます。
さらに、歴史資源を活用したアートも展開し、歴史と文化を未来へ伝えていけるようにしていくようです。
▲みどりで繋がり、創造性と協働を促進し、イノベーションを促す多様な広場空間
▲ゾーンごとに特徴を持つ、まちの骨格となる5つのメインストリート
【業務・研究機能】
・IOWN構想研究拠点と多様なプレイヤーが集うイノベーション拠点「BOX FUKUOKA」
・九州大学の知の拠点を継承し新たなライフサイエンス研究拠点へと成長させる「ライフサイエンスパーク」
・都心にアクセスしやすい新たな駅前ビジネス街区「North gate Hakozaki」
▲イノベーションコアのイメージ
【交流・にぎわい機能】
・福岡、九州の豊かな食をテーマにした日本最大級の食のエンターテインメント交流拠点「フクオカサスティナブルフードパーク(仮)」
・知と文化と体験が融合したクリエイティブな「ブック＆カフェ」
・多様な人と機能と体験が交わり、365日にぎわいと新たな価値を生む「交流広場」
・パブリックアート、アートベンチ、IOWN技術による次世代3Dアートエンターテイメント
▲フクオカサスティナブルフードパーク(仮)のイメージ
【生活支援機能】
・各ゾーンにの立地特性や利用シーンにあわせた生活支援機能
→スーパー、コンビニ、ドラッグストア、カフェ・飲食店、ジム、オフィスサポートサービス等
・公共交通と連携させた網羅的で多様な交通アクセス
→交通広場、路線バス延伸、多様なパーソナルモビリティ、オンデマンドバス等
【医療・福祉機能】
・地域の健康づくり「箱崎版地域包括ケアシステム」の構築
→地場の総合病院、産婦人科クリニックの移転拡張、クリニックモール、多世代交流型福祉拠点等
・充実した機能と支援で子育てにやさしいまちの実現
→保育園、病児保育施設、学童施設等
・健康づくりをデザインしたウォーカブルで活動的な都市空間の活用
▲ウェルネスストリートのイメージ
【教育機能】
・先進的教育機関が集まりイノベーションを生む世界で活躍するグローバル人材を育成
→インターナショナルスクール(総合・幼児)、外語専門学校等
・あらゆる人が気軽に学び参加でき人生が豊かになる多様な生涯学習の場
→多世代交流施設(幼児・児童向け教室、児童発達支援、フリースクール)、社会起業塾、暮らの大学等
・九州大学や他大学との多様な連携で、地域住民の学びや学生のフィールドワークの場を実現
【移住機能】
・多様な人たちが安心して暮らせ、交流やコミュニティが生まれる多種多様な移住機能
→分譲住宅2,000戸、単身者向け賃貸住宅、高齢者向け住宅、共同社員寮、学生寮
・スマートで安全安心、快適、エコな未来の住環境
▲ふれあい通りから繋がる街角広場のイメージ
▲都市機能の配置イメージ
FUKUOKA Smart East 公式HP,
https://smart.city.fukuoka.lg.jp/index.html
FUKUOKA Smart East パンフレット
https://smart.city.fukuoka.lg.jp/common/document/pdf/fukuoka-smart-east-brochure.pdf
九州大学公式HP,
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/campus/hakozaki-campus/useplan/
さらに、この九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発に合わせて新駅が出来ます！
新駅は、福岡市営地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線が接続する貝塚駅の東側、JR鹿児島本線の千早駅～箱崎駅間に設置されます。
2027年を開業目標にしています。
西日本新聞me,
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/655133/
JR九州公式HP,
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/10/16/201016kaizuka_sineki.pdf
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2023/05/12/kaidukasineki_minaoshi.pdf
FUKUOKA Smart EASTの取り組みについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？
今後も新しい情報がたくさん出てくると思うので、随時内容を更新していきます！
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