とうとうカラオケ教室の日になりました。
当初は朝現地で作業をしてから移動を考えていましたが、事故でもあったら参加できなくなると前日入りしました。
5分ほど前に指定されたカラオケ店に行くとEGが一番乗り、ほどなく物静かな女性(後で聞いたら緊張でガチガチだったそうです)、そして少し興奮気味のご夫婦が見えて旦那さんから頑張れとエールを送られて奥さんの方が残りました。
この三人が教室の参加者でした。
まず、身分証明書で本人確認をして、今日の流れを説明されました。
課題曲4曲の中から1曲を選んで歌唱して、南海ちゃんからコメントをもらって2回目の歌唱で採点が良くなっていればOKという流れでした。
8階のカラオケルームに行くと南海ちゃんは別室にいるようで、10人ぐらい入れるこじんまりとした部屋にスタッフが5人でした。
ウーロン茶で良いですか?とスタッフが言うのでEGは「南海ちゃんとカラオケならトマトジュースです。」とオーダーしましたが、残念ながらおいてないということで3人ともウーロン茶になりました。
名札を渡されて南海ちゃんに呼んでほしい名前を書いてくださいと言われ、もちろん「EG」、静かな女性は「かな(加那)」ちゃん奥さんは「九州サミット」さんでした。
ほどなくして、南海ちゃんがマネージャーさんと入室してEGの隣に座りました。
「かな」ちゃんは本人を目の当たりにして泣き出してしまいました。相当緊張していたんでしょう。EGもドキドキです。
定員の10人になったので南海ちゃん近い、相変わらず美しいく煌めいています。良い匂いがしたかどうかは記憶にありません。
EGが「トマトジュースは?」って聞くと「アッ、そうだトマトジュース。私水持って来ちゃった。」ペットボトルを指さしました。
EG「残念ながらここはトマトジュースないって。」
自分の緊張をほぐそうと必死でしたが、やっぱり舞い上がっています。
自己紹介で始まりました。
「熱心なファンのEGです。熱心というより熱狂的ですが、、、」
南海ちゃん「いつもコンサートに来てくれてありがとうございます。」と はにかみながらの満面の笑みに歓喜‼‼
二人の挨拶も終わり歌う順番を決めなければなりません。
EG「何番で歌っても一緒なので一番で良いです。」
二人はジャンケンですが南海ちゃんが「じゃあ、負けた方が2番ね♪」
九州サミットさんが2番で加那ちゃんが最後になりました。
EGは「晩秋」を歌いました。
スタッフがキーをどうしますかというので、原曲で良いですと答えると少しだけ南海ちゃんびっくりした様子でスタッフの方が驚いてたようです。
EG「南海ちゃん本人が出る唯一の曲ですよね。」
南海ちゃん画面を指さしながら「こっちの方が綺麗だよ♪」
実物の方が綺麗に決まってるじゃないですかって言いたかったのに歌が始まってしまいました。
もちろん心臓バクバクでどこで息継ぎしたらいいかわからないぐらいでしたが、何とか歌いきることができました。
横目で頷きながら聞いている南海先生が見えたので意外に余裕はあったのかも?
点数は加点込でなんとか90点超えたので一番手としては及第点か?
ところが、スタッフが何を思ったか採点の第2画面が出る前に演奏中止してしまったので、テクニカルなデータがわかりません。
せっかく南海先生がノートまで用意してたのに企画がぁ~。
それとも、歌い直しかな?と思っていると、南海先生「大体覚えているから大丈夫。」と助け船なのかてげてげなのか臨機応変の神対応でした。
コメントは
「自分の歌を歌ってる人初めて見ました。」(栄えある第一号ありがっさまりょん。)
「気持ち良く歌っているのが良いですね。」(緊張でガチガチです。)
「歌う姿勢も良いですね。」(南海ちゃんを見習ってます。)
「この歌のキー私でも高いのによく出ますね。」
EG「南海ちゃんにはげ~って言ってほしくて頑張りました。」
「もう、はげ~はげ~よ🎵」(喜びのダブルハゲーを頂きました。)
EG「翠さんの鬼火も原曲で歌いますよ。」
「はけー、あの歌凄いよねぇ~♪」(ごめんなさい嘘です間奏の高音部分はまだ出せません。)
やっぱり、テクニカルなコメントはなしですね。
EG「安定性が低いのでどうやったら上げることができますか?」と質問すると
「ビブラートが綺麗に入らないと安定性が上がらないよ。ファルセットを多用しているので高い音はビブラートをうまく入れるの難しいからキーを下げて歌うと良いですね。」
EG「キーは下げないで南海ちゃんのキーで歌いたいです。」
「それなら努力あるのみですね♪」
「カラオケバトルでも自分の歌を歌う人が出てきてほしいなぁ~。」
EG「アンダー18で出てきたら嬉しいよねぇ~。」
「そうそう」と満面の笑顔でした。
言えたらかっこよかったのかもしれませんが、本人を前にしてEGが出ますと言う勇気は流石にありませんでした。
2番手九州サミットさんも「晩秋」♭2で歌いました。
EG以上に緊張して声が小さかったですが、練習の成果で音程正確率はキープして87点台でした。
コメントは
「この歌は今までの自分の殻を破って新しい自分になるというイメージで歌います。だから声をもっと張って口のまわりにもやっと声を出すのではなくマイクが音を拾ってくれる位置で、このようにマイクに音をぶつけてください。」と言いながら実演してくれる声の素敵なこと。
3番目は加那ちゃん超緊張の中で「アイツムギ」を歌いました。
84点台でした。
家族で南海ちゃんの大ファンで家でいつもお母さんと大声で歌ってますというと、「ほんとぅ~ありがとぅ~♪」と南海ちゃん。
コメントは
「この歌の歌詞は強く厳しい内容になってますが、歌詞のように厳しい表情で歌うのではなくあえて笑顔で口角を上げて優しく歌うように私は心がけています。
歌詞の内容を十分に理解して思いを込めて歌うと自然と抑揚は上がりますよ。」
それ、普通の人には無理でしょって突っ込みたかったけど自粛しました。
九州サミットさんが「アイツムギ良い歌ですよね。最近アイツムギを聴かせたい人多いですよね、英訳してトランプとかに聴かせたい。」
南海ちゃんがそうそうって相槌をうってる横からEGが「でも、南海ちゃん子供のころお兄さんとテレビゲームやってて負けそうになると電源引き抜いたんでしょ?」っていうとはにかみながら女性陣に、「昔取材で答えたかもぉ~。でも、女性にも優しさだけでなくて負けん気も必要ですよねぇ~。」って助け舟を求めると二人とも激しく賛同したので、EGも黙って頷くしかありませんでした。