日本は、人手不足だということである。
テレビとか観ていると、人手不足というより、人材難というべきだろうと感じる。
どこをみても、同じようなタレントが同じようなことをしゃべっていて、ぜんぜんおもしろくないので、最近テレビもだいぶ見なくなった。
もうテレビ局には有能な人材とかいないのではないかと疑っている。
まあ、予算がないのもあるのだろうけど。…
それを言えば、CMなど広告も面白いのがないし、ラジオで新譜とか聴いていても、君と僕、わたしとあなた、しか出てこない。(笑)
出版業界も本が売れなくて壊滅状態だし、CDやDVDなど音楽業界も同様である。
むかしからCADをやっている人とたまに話をしても、別に最新技術とかどうでもいいし、今までのやり方で全然困ってないので、これでいいのだ!という人が多い。
まあ、本人がそれでいいなら、それでいいのだろうが、毎日同じ事やっていて、退屈しないのか?とは思う。
ワタシがいつもムキになって進化を求めているのは、乗り越えるべき壁がないと退屈で面白くないからというのと、自分が少しでも進化しているという実感がないと、どんどん時代に取り残されていくような不安に耐えられないからである。
まあでも、ワタシみたいな人種は、ごく少数派みたいで、呑気な人が多くて、まったくうらやましい限りである。
でも、そんなこと言ってられるのも若くて、能力の高い人がどんどん出てきて突き上げられる。…ということが全然ないので、まるで危機感を感じないからというのもあると思う。
どこも、人材難みたいである。(笑)
昔に比べれば飛躍的にいろいろな技術が進化して、なんでもやろうと思えば簡単にできる時代のはずなのに、それに反比例するように創造力というか、コンテンツがうすくなっていくのは、とても面白い現象である。