まあ、そんなわけで、丑三つ時の三茶のラボで、いつものように開発にいそしんでいる。(笑)
前回のコマンド説明で具体的になにができるのかイメージできた人はほぼいないと思うので、デモ用にビデオを制作した。
はじめは、枠や爪がブールされていない、バラバラの状態で新コマンド(ポリサーフェス内の複数のサーフェスを中心に対して移動)を使ってみている。
もちろん、別々のポリサーフェスのなかのサーフェスでも、いちどに選択できる。
エヴァンスの爪を編集するコマンドはケージ編集を使っているので、ぐっと曲がる感じだが、これはサーフェスを移動させているので変形の仕方が全くちがうのが見て取れると思う。
途中で全体(上下の枠と4本の爪)をブール(和)して、一つのポリサーフェスにしてから、同じところ(爪の先端部分のサーフェス)を一括で移動しているが、ブールする前と動き方が全く違うのに気が付くだろう。
そう、ブールされて枠とくっついている部分は固定された状態になっていて動かず、その先の部分だけが動いているのがわかると思う。
さらに無茶ぶりで全体がブール(和)されて一つのポリサーフェスになっている状態であえて、上下の枠の内側のサーフェスを同時に移動させてみる。
その影響で、爪も変形しているが、なにぶん無茶ぶりしてるので仕方ない。(笑)
ライノもおつむも旧バージョンの人にはいったい何が起こっているのか理解できないかもしれないが、もうこれが現実にできてしまうステージに入っているんだよ。
いろいろ工夫すれば、もっとすごいコマンドもじゃんじゃん作れるだろう。
好むと好まざるとにかかわらず技術はどんどん進化していく。
特にデジタルの場合は前にも書いたがルールそのものが変わるのである。
現状維持の十年選手が半年一年新しいロジックを習った人に技術的に簡単に追い抜かれる可能性があるのがデジタルなのだ。