ライノ6が出てからはや、一年以上経った。
対応バージョンを作らなければならなかったので、この一年は目が回るくらい忙しかった。
去年の四月にはなんとか、ひととおりライノ6で動くように作り変えたバージョンを出して、そこからは改良の連続、新機能もたくさん入れた。
ハッキリ言って、ライノ5時代とは比べ物にならないほどのパフォーマンスを発揮する。…作ったワタシが言うのだから、間違いない。(笑)
もっとも使いこなせればの話だが。
ライノ6は、昨年の2月15日にリリースされてから、つい先日のでなんと、17回もサービスリリースが出ている。
エヴァンスも細かいアップデートは、13回あって、今に至っている。
ソフトウェア・エンジニアはいつも戦っている。
新しいものを出せば、それに必ずついて回るバグとの新しい戦いが始まるのだ。
新しいプログラムを作り続ける以上、いたちごっこのようなもので終わりは無い。(笑)
ライノ6のはおもに、不具合の修正だが、エヴァンスはそのたびに改良はもちろんのこと、新機能を載せている。
いまだに、旧バージョンを使っている人は、ここ1年、アップデートのお知らせってあったかな?
開発が終了したソフトウェアは死んだ魚である。
改良も新機能の追加ももう行われることはない。
死んだ魚は、もう泳がないのだ。…
ライノとエヴァンスはむかし買ったけど使ってないという人はともかく、毎日仕事で使っているのなら、この1年間ほぼ、何の進歩もなかったということである。
先日、NHKラジオのアルフィーのメンバーがパーソナリティーを務める番組を聴いていたら、Web関係のエンジニアをしているというリスナーの投書で、目まぐるしく新技術が出てくるのでついていくのが大変です。…というのがあったが、それもキツイけど、新しいチャレンジも新しい刺激もなにも無いというのもワタシには耐えられない。
退屈すぎて、不安になるのだ。
なにか、自分がどんどん世の中から取り残されているような。…