寿司屋か弁当屋か、はたまた。。。 | くうねるあそぶ。ニュージーランド

くうねるあそぶ。ニュージーランド

南半球の果てで見つけたわたしの楽園

オークランドはまだまだロックダウン中で

今週はハミルトンはじめ、周辺のワイカト地域でも感染者見つかりロックダウン・レベル3になっちゃいましたね。

今週・来週と、せっかくのスクールホリデーなのに、気の毒なことです。。。

 

私達の住むコロマンデル半島は、幸いレベル2でマスク着用しながら普通の生活が送れています。

いまのところは・・・。

でもRaglanなんかにも感染者出てるって聞くと

明日は我が身だな、と思いますよね。

 

ニュージーランド航空が、ワクチン接種してない人は国際線フライトに乗れなくなります、

とアナウンスしましたね。 来年の2月かららしいですが。

 

私はワクチン、できれば避けたいな~もうちょっと待とうかな~、

と思っていたんですけど、

やはり家族が外国にいる身、

日本の両親になにかあればすぐに飛んでいきたいし、

 

オークランド外でもコロナ見つかってきてる今、

私はしかもカフェワークでかなりランダムに人と接するし、

もうしょうがない、これは。

一度目の接種受けてきました。

 

でも、ニュージーランド政府がワクチン接種を呼びかければかけるほど

アンチワクチン派の声も大きくなってきますね。

ワクチン打ちましょう、という各機関のSNSでの呼びかけに対するアンチのコメントが結構怖いあせる

なんかどちらも必死。

 

ただやはり、ワクチンの体への影響は確かに気になるところではありますよね。

後になってごめんなさい、とかは本当にやめてほしいですけどねあせる

 

 

 

最近は、働いてるカフェが夏になってどれだけ忙しくなるかを考えてブルーになっています。

私はここでは今年の2月末に働き始めたので、

年末年始の忙しさをまだ体験していないのですが、

経験した2月から4月のイースターでも十分カオスだったのに

1月とか、やばいだろうなと予想できます。

(ニュージーランドは、クリスマス後から1月いっぱいが夏休みのピーク)

 

マタランギは夏の別荘地で、多くの人がビーチホリデーをしに来るのに

カフェがひとつしかないんです。

そこ(=うち)に、皆が殺到するんです。

考えただけで怖いチーン

 

席に座ってお茶したり食事したりする人にプラス、

テイクアウトでコーヒー買いたい人が朝っぱらから長蛇の列をつくるんです。

そんなにまでしてコーヒー買いたいの?なんで??家で飲めば?

て思うんですけどね。

 

ホリデーだし、カフェに行きたいんでしょうねえ。

せっかくだから気持ちよく過ごしてもらいたいけど、

あんな激混みのカフェでくつろげる?

って思っちゃう。

 

バリスタ3人が、ひとつのコーヒーマシンに張り付いてコーヒーを作りまくる傍ら

(あんまり使えない)学生バイトの子たちがフロアでワチャワチャ。

お客さんの数がすごすぎてみんなイライラ。

あぁ、考えただけで憂鬱。

 

うちのカフェの問題は、

オーナーがで全くマネジメント能力がなくて

(しかもすごいストレッサー =イラチ)

ワーカーの役割分担を全くしないので、

効率の悪いことこの上ないのです。

全員がカフェ全体をバタバタ走り回ってる感じ。

 

学生バイトちゃんたちのトレーニングも全然しないので

ホスピタリティの経験ない子達は

空いたテーブルの食器を片付けることすらまともにできない。

お皿の洗い方も知らない学生たちには

シンプルな仕事を与えてしっかりできるまで

ちゃんと教えてあげないとだめなのに汗

 

 

私は仕事では効率を大事にするタイプなので

このカフェのオペレーションスタイルがどうしても気になっちゃって、

それが一番のストレスなんです。

今はまだオフシーズンなので

平日は、オーナーいなくて、調理人とバリスタ二人のシンプルオペレーションだから

働き方の合う調理の人と二人で、楽しく働けてるんですけど、

夏でお客さんが増えてくると、キッチン3人、フロア5人とかになるので

役割分担のない職場は本当にカオスです。

考えただけで恐ろしい。

 

それに加えて

夏はサーフィンもしたいし、たくさん遊びたいし

我が家のエアビーも結構予約が入ってるし

正直あんまりがむしゃらに働きたくはないんだけど、

でも、ピークシーズンを前に、

辞めます、 なんてとても言えない。笑い泣き

夫には、そんなとこだけ日本人ぽい、て言われますけど

割といいお時給いただいて、

冬の暇な時期はのんびり働けたし

ロックダウン中の補償ももらったし

夏前に辞めるのは流石に申し訳なさすぎるあせる

 

辞めるなら、夏のピークを過ぎて、

燃え尽きて灰になってからにしよう、、、

 

 

辞めたら何をしようかな。

自分で何かはじめてみるのはどうかな。

 

 

実はこのビーチタウンは、今新しい住宅地の開発をしていて

もう整地が始まってるんです。

新しい道路もできて、家々が立つ区画整備も進んでいます。

これからここにどんどん家が建ち、

もっと人が増えるっていうのに

小さなカフェ1つじゃ、とても間に合いませんよ。

 

他にも何かしらのフードビジネスが絶対必要なんです。

夏に海を楽しみに来る人達が楽しめるのが

カフェひとつだけなんて、あんまりです。

 

このビーチタウンに必要なのはまず、

テイクアウェイの寿司キャラバン

これは絶対需要あります。

キャラバンでなく店舗でもいいんですけど、

ここは店舗スペース自体少なくて空きがないから。

 

まず人気ビーチリゾートにSUSHIがないって異例かも。

この近辺にはないんですよ、

KUAOTUNUにも、COROMANDEL TOWNにもない。

WHITIANGAまで行けば韓国人がやってる、しょうもない小さなSUSHI屋が一つあります(でも私もよく行くw)。

あそこもかなり人気あります。

 

 

あ~、誰かやってくれないかしら。

 

 

え、私がやればいい?

そう思うでしょう。

考えました。 かなり真剣に考えました。

Whitiangaのあの寿司で寿司屋が成り立つなら、

はっきり言って私もできる。

よっぽどマシなの作れるわ、って。

 

このコミュニティには必要だし、

人々は絶対喜んでくれる。

 

でもな~~~~、

フードビジネスって、やっぱり厳しい世界。

しかもインフラ環境の悪いこの国の、かなりの田舎でやるそれ。

材料も遠くから取り寄せる形になるし

かかる手間やコストに対しての儲けは・・・

寿司っていうのが特に厳しい感じがします。

具体的に計算したりしてみればみるほど、

効率としてどうなんだろう、って疑問が湧いて

やりたい、って思った気持ちがしぼんでいきます。

 

楽して儲けようとは思わないんですけど、

こういうフードビジネスは、

やるとなったら、

雨の日も風の日も

お客さんがいる日もいない日も

根気よく毎日オープンし続けて、

認知してもらってからが勝負だと思う。

 

ちょっとお客さんこないからって

休んだり閉めたりしたら

だめだと思う。

 

思うけど、

店をあけるなら食材料は用意しておかなきゃならないし

お客さん来なければ無駄になっちゃう。

それでも開け続けるって

正直難しい話なのかも、とか。

 

ほら、だんだん意欲がしぼんでいきませんかw

 

 

実際、一人でそれをやる情熱があるのかって言われたら

 

サーフィンしたいとき

遊びに行きたいとき

旅行にいきたいとき

自由に休めないなあ、とか。

 

うん。。。難しいかな、私には笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

寿司じゃないなら、お弁当もいいなと思いました。

今流行りのBENTOおにぎり

まだニュージーランドには広く流行ってはいませんが

ヨーロッパとかBENTO人気がすごいらしいじゃないですか。

 

とにかく、自分でフードビジネスがやりたいっていうよりかは

このビーチタウンに、なにか個性的で素敵なフードサービスが

あるといいな、と切に思うのです。

オークランドで日本食やってた人なんかで

もうちょっとゆるく、ライフスタイル的にやりたい方がいたら

ぜひ、Matarangi にお越しください。

個人的な希望を言えば、

居酒屋か焼き鳥屋なんかいいなあデレデレ

 

 

あれ、おかしいな。

カフェを辞めたら何をしようか、って話だったのに。

またいちから考えなおさなきゃ。

 

人と働くってほんと色々と面倒で疲れるけど

個人でビジネスするっていうのは、またそれ以上に大変なことだろうなあ。

 

働く時間や仕事スタイル、

収入、

休みの量や過ごし方、

働く気分や伴うストレス

 

いろいろな側面から考えて

何がベストなのか、

これからも模索します。

 

#本当はデスクワークが好きなんだけどな